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フランス人と結婚している日本人の友人と話していて、彼女がこんな事を言った。
「髪を切りたいのに、旦那が切らせてくれないのよ。それから染めるなんて言語道断よ。」 どうも彼女の旦那は東洋人らしい綺麗な長い黒髪が大好きで、それを短く切ったり染めたりする等想像もしたくないらしい。 やっぱり東洋人女性=黒くて長い髪のイメージがあるのかしらねぇ。 そう言えば他にもフランス人と付き合ったり結婚したりして、同じ事を言っていた東洋人女性が何人か居たっけ。 他の東洋人以外と国際結婚している東洋人女性も同じ事を言ったりもするが、私の周りではこの台詞を言うのはフランス人男性と日本人女性の組み合わせが圧倒的に多い。 そして、フランス人の友達が日本人の彼女や奥さんを連れてくると、十中八九、長めの黒髪! それにしても彼女達には感心する。旦那に言われた位で自分の髪を切らないなんて、なんかこう、乙女の可愛さみたいなものを感じさせるじゃない。 私には出来ないわ(笑)。 私はずっと、大体3年周期で髪を長くしたり短くしたりしていた。 髪型を変えると何だかウキウキする。 そして短くする前に必ず細かいロットできついパーマをかけていた。切っちゃうつもりだから多少傷んでも気にしない。別名ライオン・ヘアとか爆発ヘアとか呼ばれていた。 ちなみにあんまり一般的な男受けはしない髪型だった(笑)。 旦那と出会う前からその調子だったので、旦那と付き合いだしてもそのまま髪型を変え続けていた。 最初の内は、一応ショックを与え過ぎない様に雑誌を眺めながら「こんなの良いかな~」とは言ってみたりしたが、自分の髪なので変えるのに彼のお伺いはたてない。 つまり、半日私が外出して帰ってくると髪型が違うとか、私が何週間ぶりに帰ってくるからと旦那が空港で花を抱えて待ってたら女の子に微笑みかけられたのでよく顔を見たらMona-Dだった、とかする。 旦那は自分がどうコメントしても、私が大して気にしないのが分かったのか、私が彼の好みでは無い髪形に突然してきてもうるさく言わなくなった。 言い方を変えると諦めていたとも言える(笑)。 だって、ある時旦那の友達が遊びに来て、私のワイルドな髪型に驚き、「Mona-Dのあの髪型は気にならないのか!?」と言うと「髪はまた伸びるからね」って言ってたもの(爆)。 ただ、猛暑であまりの暑さに旦那と同じ髪型に剃り上げようかと言った時だけは、本気になって止められた。 そしてライオン・ヘアにすると毎回、暫くは「寝る時にくすぐったい」と、さり気無い抗議はしていた。 口の減らない私は「あなたの胸毛に私が最初に抱いた感想と同じね。直に慣れるわよ。」と返していたけれど(笑)。 髪型を変えると同じ服を着ていても雰囲気も変わる。 そのせいか、髪型をガラリと変えると違うタイプの男の人に声をかけられる。 例えば、六本木を歩いてみたとする。 上記のライオン・ヘアで歩くと、遊び人風の男の人によく声をかけられる。 お嬢様っぽいミディアムで歩くと、スーツ姿の男の人によく声をかけられる。 ストレートの長い髪で歩くと、特に東洋人以外の男の人によく声をかけられる。 ところで、うちの旦那は短めの髪が好きな様だ。 出会った時の私もショート・ボブだった。 で、ここ何年か私の髪の毛はボブのバリエーションがほとんど。 理由は私に似合う事と手入れが楽な事。 なんだ、結果的には私も彼好みになってるんじゃないの?(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 6, 2012 06:39:37 PM
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