+ Paraiso*Caprichoso +

2007/07/28(土)01:52

『肩ごしの恋人』第3話&第4話

     (07夏)(14)

2週分まとめての感想。 といってもまとまった感想が 書けそうにないので、おもいつくまま。 このドラマってほんと見てる年代がかなり狭そう・・ 20代後半、30代、40代前半ぐらい?主な登場人物はみな30代おこちゃま一切でてこないし 一応、主人公達を外側から見るっていう役割で 高校生2人が登場してるけど 彼らの心情については、特に深く触れてないし。 あくまでも若者からみた、今の30代ってどう見える? っていう役割を担ってるだけのような気がするのね。 もちろん、無垢(といえるのか疑問だけど)な若者から 投げつけられる素朴な疑問、意見に対して 明確な答えを出すことができない30代っていうのを 描き出すためにも、彼らは必要なんだけど。 仕事を辞めたものの、30歳という年齢がネックになって なかなか仕事が見つからない萌。 男に頼った生き方はしたくないと思ってる萌には 結婚に走るといった考えはない。 かといって、結婚したくないってわけでもない。 元彼でるり子の夫でもある信之に 「萌は結婚しない女だからな」 なんて言われて、ショックを受けるのもわかるな・・・ 男に頼らない=結婚しない っていう単純な図式しか思いつかない信之は ある意味、るり子の相手としては相応しいと思うんだよね。 なにせ、るり子は女は男に幸せにしてもらうもの 結婚とは女が幸せになる一番の方法って 信じているんだから。 そのくせ、人に幸せにしてもらうっていうのは退屈だ なんていっちゃうんだから ほんといい性格してる(笑) 男をものにするためには 努力を惜しまないるり子なのに なんで結婚しちゃうと退屈になっちゃうんだろ。 やっぱりるり子の男を見る目が悪いのかなぁ? るり子が求める結婚後の幸せのイメージが 案外陳腐すぎてダメなのかもね。 あと、信之を見てると男の我が儘っていうのかな ずるさみたいなのがよくわかるよね。 女に頼ってもらいたい、でも頼られ過ぎるのは面倒。 ま、でもこれは女も同じで 男に頼りたい、でも束縛されるのは面倒。 どっちもどっちってこと。 たいていの人はそのへんのずるさを適当にごまかしながら うまいこと折り合いつけてるんだけど 萌もるり子もそのへんが不器用というか、素直というか・・・ 全面的に彼女たちを、もしくは彼女たちのどちらかに共感する ってほどでもないけど 台詞の一つ一つに、苦笑したり、頷いたりできるのが このドラマも面白いところかな~ でもそれが出来るのはやっぱり限られた視聴者層だけ? るり子が語った対バブル時代女とのバトルの話しだって なかなか興味深かった(笑) バブル女は世界は自分中心に廻ってると思ってる。 けど就職氷河期女は・・・・ 女を武器にして周りに媚び売って仕事をしている女は いい年になっても、それを武器に仕事をするしかないから いつまでたっても若い女と張り合わないとならなくて惨めだ。 っていう派遣先の年上の正社員に対する 萌の意見も面白いよね。 結局この正社員と喧嘩になり 派遣先をクビになってしまう萌。 後からこの社員が抱える切実な家庭の事情を知って ちょっとまずかったかなーって言ってたけど それを知ったからって、その人の関係が うまくいくなんて考えは甘いよと一蹴されてたね。 元の会社の上司もシングルマザーとして 女捨てて働いていると思ったら 実は彼氏もちゃんといて、プライベートはしっかり女やってた っていうことを知り、ちょっとショックだった萌。 働く女の事情っていうのは 実は男のそれよりもずっと複雑なのかも。 ほんとまとまりのない感想だけど 30代女性の心理としては いろいろ考えさせられて やっぱり面白いドラマ。 主人公2人の対比ももちろんいいんだけど 男と女の中間であるゲイまで登場させてるんだから もっともっとストーリーに絡ませてほしいよ~ 来週はいよいよ萌の恋愛モードにも ギアはいってきそうな予感? 妻がでていってしまった柿崎(えび)さんからのモーションは ますます過熱しそうだし。 けど柿崎さんって、結局は踏み外さない人に見えるから このカップルはうまくいかないような気がするな・・・ 応援のポチ、よろしくお願いします! ↓ そうそう、第3話の三田村邦彦ネタ。 あれは本人了承の上でのことなんだよね? この先ゲスト出演したりしないのかなぁ? 旅関係の最新日記は こちら 九州旅日記は こちら

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