+ Paraiso*Caprichoso +

2007/12/27(木)23:43

『医龍2 最終回』

     (07秋)(17)

一美ちゃん日記 大変長らくお待たせしました って誰も待ってないって? あたしの日記も今日で最後。 これまで好き勝手に書いてきたけど あたしの中にも信念っていうのがあるってことは わかってもらえたと思う。 目の前で苦しんでいる患者がいれば、手をさしのべるのが医者だ あたしの父親が、子供の頃言っていた言葉。 子供心にも父のことが誇らしかった。 そんな父に憧れたからこそ、医学部への進学を決めたのに・・・ 本当の医者として、地域医療に心血を注いだというのに 父の最後はあまりに哀しすぎた・・・・ でもね、朝田が父と同じ言葉を発したとき 「まだ、日本の医療には未来がある。」 そう思えたんだ。 だから、なんとしても野口にこの医療施設を牛耳られる 訳にはいかない あの腐れ狸が一筋縄でいかないのは始めっからわかってたけど あたしだって、外資のシビアな世界を渡り歩いてきた女狐。 たぶん、途中の展開を見ていた人は ハラハラしていたと思うけど、 (あたしのことを信じていた人は落ち着いてみていたかな?) ね、見事だったでしょ? 最先端医療と地域医療 患者が願う、この2つの医療を同時に行う まさに理想的医療施設。 「国からお金をとります!」 って張り切って言っちゃったものの 正直、自信なんてない。 国からってことは税金からってことでしょ? 税金ってことは国民から、つまり患者から。 官僚を動かすことも大事だけど 医療における医師も、 そして患者自身も変わっていかないとね・・・ 給食費と一緒でさ、 払えるのに医療費踏み倒す人たち、ざらにいるんだもん・・・ 医者が悪い!病院が悪い!国が悪い! そういって誰かのせいにしてばかりじゃ 日本の医療制度は変わらない。 患者や家族、ううん、あたしたちみんなが この国の医療を考えていかないと・・・ 野口の最後見た? アメリカってあんなところ。 お金の無い人はまっさきに切り捨てられる。 だからね、お金のない人はリスクはあっても 治検にどんどん参加するし、データーが集まりやすいから 薬の認可も早い。 多少の副作用より、救える命の方を優先する。 欧米ってそういう考え方があるよね。 最後に朝田は再びアメリカに戻ったでしょ? 朝田もだけど、霧島や鬼頭にしても 超がつくほどの優秀な医師たちは より高度な医療を学ぶ場として アメリカを選んでる。 これってどう思う? 日本とは全く違う医療社会。 2者択一っていうほど単純な問題じゃないのはわかってる でも全てにおいて、いいとこ取りなんてできないじゃない? あたしたちがどういう医療制度を望むのか これってすごく難しいけど重要なこと。 とりあえず、あたしは自分たちが払った税金が 自分たちの命を守るためにきちんと使われていく仕組み それを作っていきたい ずっとこの日記でも言ってたけど 医療にはお金がかかる これについては今も考えは変わってないよ。 そしてそのお金をどう生み出すのかが あたしの役目だということも。 ただそのお金が 本当に人の命を救うために役立たせることができるか。 それはあたし一人では無理。 でもあたしにはチームドラゴンのメンバーや 鬼頭先生や霧島先生がいる ずっと一人でやってきたあたしだけど このプロジェクトに関わったことで はじめて「仲間」と呼べる人たちに出会えた。 こんなに嬉しいことはない (ってア○ロか!?) 明真のあたしのオフィスに飾った父の写真。 写真の中で微笑む父は、いまもこう言っている気がするの 「目の前で苦しんでいる人がいれば、手をさしのべるのが医者だ」 あたしはそんな医者と患者を支える チームドラゴンの一人になりたい 前にあたしが書いたこと覚えてるかな? 人には奇跡が必要だってこと。 神様じゃなく、人が起こす奇跡が。 あたしは朝田という医師と彼らのチームがみせた奇跡に 出会ったことによって、自分の進むべき道がみえたんだ なんかしめっぽくってごめんね でもあたしはこれからもあたしです。 だって官僚相手だよ、きれい事で済むわけないじゃん! きっといろいろやなこともあると思う でもね、 ヒールと呼ばれてもへっちゃらさ~ これがあたしの生きる道。 では、またいつか会えることを祈って おやすみなさい      お久しぶりです プライベートの方がいろいろと忙しくて じっくり一美ちゃん日記を書く時間がありませんでした。 TOKYO&YOKOHAMAプチ旅日記と 次の旅(Bali)の手配に時間とられちゃって・・・ 最終回も実は今日、いまさっきみたところ (27日21時頃) 前回の一美ちゃん日記、もうむちゃくちゃでしたね~ 予想外しまくり 第9話、第10話とまとめ見をしたんだけど 「このせいで一美ちゃん日記書くのやめたんだろうな~って思われてそう」 っておもったもん すいません、半分は図星です ま、外れて当然! だってあたし脚本家じゃないもーーーーーん! って開き直り まあ、でも裏医龍として、もう一つの別の医龍として 楽しんでいただけたら幸いです。 物語の内容についてもほとんど触れて無くてすみません。 ま、いまさらストーリーのこと書いても遅すぎるしね (放送から1週間経過) なのであとは思ったことをつらつらと。 朝田の「オレには時間がない」発言。 あれはちょっと思わせぶりすぎだよね~!! 朝田自身が心臓にトラブル抱えてた っていう展開も面白かっただろうに。 やたら子供のことになるとムキになっていた 一美ちゃんのキャラからすれば、 雄太くんが実は一美ちゃんの実子だった っていうぐらいの激しい展開があっても良かったかも~ ってあくまでも自分の予想の方に持っていこうとするなんて。。 やだわ~、Eurekaちゃん まあでも、原作を離れた分、朝田のキャラの濃さが薄まってしまった感は 否めませんでしたが、その分、魅力的な脇役がいたので 申し分なく楽しめました。 藤吉先生の活躍、最後までなかったね~ 外科ドラマだけに、やはり内科医って役柄は 「説明係」に終始するしかなかった? というわけで、Eurekaの妄想爆裂の一美ちゃん日記 におつき合いありがとうございました。 最後まで読んでくれてありがとう! 一美ちゃん日記楽しかった♪って方、 ポチよろしくお願いします♪ ↓

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