CAPTAINの航海日記

2002/01/18(金)20:26

転校と方言の話

実は私、3年連続して小学校を転校しているんです。入学したのは東京は国分寺の学校だったのですが、3年の時に横浜(ほとんど川崎ですけど)、4年に仙台、5年では更に仙台市内の別の学校と、もうジプシー状態。最初に転校することが決まった時はどういう訳か「やった!」と小躍りしてました(だって、漫画のヒーローって、転校生のケースが多いじゃないですか)が、さすがに3回目になると、「もう止めてくれ~~~」と、いささかグロッキーでした。転校でもっとも印象に残るのは、何と言っても、横浜から仙台に引っ越した時です。幼い私にとって北国・仙台のイメージは、 ①冬はとにかく寒い、雪が1メートル以上積もる ②標準語が通じないだったので、引っ越す直前に、思い出すのも恥ずかしいのですが、友人と一緒に仙台弁の特訓(?)をやったんです。まずは、仙台弁は語尾に「~だっちゃ」とつくので、その練習。「明日は雨だっちゃ」「あそこまで行くだっちゃ」などなど、もう諸星ラム状態(笑)それで、飽きるほど喋り捲った後は、TVでお勉強。と言っても、仙台弁をしゃべる芸能人なんていなかったので、同じ東北出身の千昌夫や加藤茶、あるいはまだ存命だった伴淳三郎のしゃべくりを聞いて、謝る時は「どうも、スンズレイしました」、風呂に入れば「あ~、いいつもづ(←いい気持ち、ね)」とか言っとりました。親には「バカなことはやめなさい!」と叱られましたが、私にとっては、結構真剣な問題だったんです。で、その成果は? もちろん、全然役に立ちませんでした(笑)

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