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CAPTAINの航海日記

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2012.09.25
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少し前の話になりますが、イオンモールについてこのブログでいろいろと書いていた時期、イオンを巡る会津地方の状況について、調べていてちょっと気になるな~と思ったことがありました。
2000年代の半ばに会津若松市の少し北に位置する湯川村でイオンモールを誘致する動きを見せたのに対し会津若松市の商工会議所などが反対の意思を明確にしたのですが、その結果どうなったのかというと、湯川村の計画がボシャったのと同時に、会津若松駅前にあったイオン系の大型店・会津サティもまた閉店してしまったんですよね。つまり、イオンは一時会津への出店意向をチラつかせながら最終的には完全撤退するという構図。一応、喜多方市塩川町にイオンタウン塩川がありますが、施設内でのイオンの立場は「大家」に留まっており、イオンの店舗は一切進出していません。
イオンにとって、会津地方は市場価値のない地域なのかな…そんな印象を受けます。
また、周辺諸地域にあるイオンの存在も、会津への出店意欲を削ぐ要因になっているのかもしれません。
その中でも意外な存在感を見せているのが、イオン米沢店(旧サティ)。商業施設面積こそ2万平米を割り込みさして広くはないものの、会津地方には存在しない映画館「ワーナー・マイカル・シネマズ米沢」を擁するため、国道121号線で直結している喜多方市方面から来客を集めています。米沢市と喜多方市とを結ぶ国道121号線大峠道路が整備されたのが、確か1990年代のことでしたか。山形新幹線や磐越自動車道の開通と相俟って開通当時は会津地方と米沢市との観光連携が進むものと期待を集めたと記憶しているのですが、まさか会津地方の購買層が米沢市に奪われるという事態は、少なくとも福島県側では誰も想定していなかったと思います。
ちなみに、イオン米沢店の推定商圏人口は、米沢市、南陽市、高畠町、川西町の1市2町、約16万人といったところでしょうか。人口は減少傾向にありますから、会津地方からの来客はまさに同店の命綱ということになるかもしれません。となると、逆に会津若松市にイオンモールができてしまえば米沢市周辺の購買層が会津地方に流れるのではないかと思った方もいらっしゃるでしょうが、米沢市サイドから見た場合会津地方よりもイオンモール山形南を擁する山形市の方が近いので、それはあり得ません。
また、2010年に国道289号線甲子道路が開通したのに伴い、南会津郡からだと、会津若松市に出るのも白河市に出るのも距離的に大して変わらない(下郷町からだと両都市とも40キロ弱)という状況になりました。白河市郊外にはイオン白河西郷店(旧ジャスコ)がありますから、無理に会津若松市周辺に店舗を設けなくても白河に誘導すればいいという判断が、イオンにはあったのかもしれません。
国道49号線や磐越自動車道の沿道だと、郡山市日和田にあるフェスタの存在も見逃せないでしょう。これらの道路からフェスタへは若干行きづらいものがありますが、会津若松市からでも50キロ程度しか離れていないし、十分に買い物圏と言えます。ちなみに、会津地方は新潟県に隣接し買回り品の購買活動も新潟市周辺の利用が多いイメージがありますが、距離的には会津地方北西端の西会津町が郡山市と新潟市のほぼ中間にあたるから、イオンに限らず郡山市の商業界がもっと頑張ってくれれば、新潟県への購買層流出は最小限に留まる可能性が高いと考えます。
以上の結果、少なくともイオン的には、北部=米沢店、中部=フェスタ、南部=白河西郷店にそれぞれ顧客を誘導すれば、会津地方に無理して店舗を構えなくてもOKという構図になります。「会津は一つではない」ってことですね。
もちろん、この状況は、特に会津若松市の商業界にとって容認しがたいものでしょう。駅前に残された会津サティ跡地の再利用策も含めて、この街がどんな反攻に転じるのか、期待をもってウォッチしていきたいと思います。


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Last updated  2012.09.25 15:19:44
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