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テーマ:高校入試・高校受験(195)
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
4日前に書いたこちらのエントリに関してなんですが、2018年度の仙台一への進学者の10位に岩沼市の岩沼西中がランクインしていたことに、少々驚きを感じました。エントリでも述べたように仙台二、仙台一に関しては進学者が多い中学校の寡占化が進みつつあり、その中で旧中部南学区の中学校は仙台一への進学者を減らしている現状があるのですが、岩沼西中はその流れに逆らって(しかも仙台市中心部から20キロ近く離れている中学校なのに!)ベスト10入りしたのだから、よく頑張ってるな~と印象があったのです。
そんな中、旧中部南学区の中堅進学校・仙台南で2019年度の出身中学校別在籍者が公表されたのですが、ここでもまた、岩沼西中の凄さを垣間見ることとなりました。 まずは、2019年度の進学者数ベスト10を紹介しましょう。 1位 長町中(太白区) 62人 2位 富沢中(太白区) 47人 3位 柳生中(太白区) 45人 4位 みどり台中(名取市) 34人 5位 中田中(太白区) 31人 5位 郡山中(太白区) 31人 7位 岩沼西中(岩沼市) 28人 8位 広瀬中(青葉区) 25人 9位 八軒中(若林区) 24人 10位 宮城野中(宮城野区) 21人 なんと、仙台市内の中学校が上位にひしめく中で、7位にランクイン。4位にみどり台中がいるため惜しくも「仙台市外の中学校でトップ」は逃しましたが、堂々の結果です。 しかも、人数だけではなく、10位以内に入った中学校の2016年度(つまり、現在の高校生が中学生だった頃)の生徒数に占める割合でも、 長町中(太白区) 62人/956人=6.5% 富沢中(太白区) 47人/909人=5.2% 柳生中(太白区) 45人/694人=6.5% みどり台中(名取市) 34人/519人=6.6% 中田中(太白区) 31人/661人=4.7% 郡山中(太白区) 31人/585人=5.3% 岩沼西中(岩沼市) 28人/552人=5.1% 広瀬中(青葉区) 25人/1,139人=2.2% 八軒中(若林区) 24人/388人=6.2% 宮城野中(宮城野区) 21人/719人=2.9% と、仙台市内の中学校と遜色ない数値を叩き出しています。 「何もなかったところに大規模な宅地造成がなされた地域の中学校」では進学校への進学者数が多くなる傾向があり、仙台市近郊だとみどり台中や富谷市の成田中がそのパターンに該当しますが、岩沼西中は「小規模な宅地開発が段階的になされてきた地域の中学校」。また、先にも述べた仙台市中心部どころか、仙台南が所在する長町中学区からも10キロ以上離れているロケーションも相俟って、本当にその躍進ぶりには驚かされます。脱帽です。 鉄道アーカイブシリーズ46 常磐線の車両たち 【磐城篇】 常磐線:磐城篇(水戸〜岩沼) [ (鉄道) ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.26 10:44:51
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