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テーマ:受験(470)
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ちょくちょく目を通しているブログに、高専生の中退率の高さが紹介されていました。
噂は耳にしていましたが、果たしてどんなものだろう?と思い、福島県およびその隣県に所在する各高専の各サイトにアップされている学校要覧から本年度現在の学生数および本年3月の卒業者数を拾ってみると、確かにとんでもないデータになりますね。以下紹介しましょう。左から、1年、2年、3年、4年、5年、卒業者の人数です。 (福島高専) 205人 209人 202人 198人 200人 183人 (仙台高専) 295人 302人 302人 291人 273人 259人 (鶴岡高専) 162人 158人 163人 164人 156人 154人 (茨城高専) 208人 213人 206人 212人 187人 203人 (小山高専) 205人 215人 199人 208人 190人 177人 (長岡高専) 209人 215人 218人 193人 190人 208人 (6校合計) 1,284人 1,312人 1,290人 1,266人 1,196人 1,184人 1年生が1,284人いるのに対し卒業生が1,184人と100人も少ない人数。単純に「100人は途中で脱落した」と考えると、脱落率は実に7.8%にも達します。もっとわかりやすく言うと、入学時点で40人いたクラスメイトのうち3人が途中で脱落することになります。普通高校でここまで中退者が多い所って、そうそうないと思います。とりわけ高専生のような学力の高い生徒が学ぶ学校では… 福島県では公立高校の入試制度が変わりペーパーテストを必要としない1期選抜が廃止されたため、ひょっとすると、同じくペーパーテストを必要としない高専の推薦入試に着目している受験生がいるかもしれません。が、高専を受験するにあたっては、こういう「耳の痛い情報」にも接しておく必要がありますね。 【中古】 闘え!高専ロボコン ロボットにかける青春 /萱原正嗣(著者),全国高等専門学校ロボットコンテスト事務局(その他),見ル野栄司(その他) 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.10.06 16:18:28
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