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2020.04.03
カテゴリ：芸能大好き！
何故そんな本を読んでいたのかというと、上の子が以前買っていたからです。それにしても、最近読書量が凄いな。上の子(笑)
で、読んでみたのですが、著者であるナイツ・塙宣之のお笑いや漫才に対する意見が実に理路整然と語られており、予想外に「読める本」でした。著者自身や他の(特に非関西・非吉本の)漫才師がＭ－１グランプリに出場した際に勝てなかったのは何故か、逆に優勝した漫才師の勝因は何か、またＭ－１グランプリとはどういう性質の大会なのか、といったことが、きちんと説明されていて、一種の解説書のような印象を受けました。 テレビの漫才で観る塙は小ボケばかり連発して「理路整然」とはかけ離れたイメージなんですが(失礼！)それを見事に覆す内容でした。やっぱり、お笑いは頭のいい人じゃないとできないや…そう思わせる本でした。 また、塙自身、新しい笑いに飢えていて、Ｍ－１グランプリを通じて新しい笑いを期待している風にも見えました。ふさぎ込みがちな時節柄、今年のＭ－１グランプリがどのようになるのか想像しつつ、この本を読むのも一興かなと思います。  【中古】 言い訳 関東芸人はなぜM−1で勝てないのか 集英社新書／塙宣之(著者),中村計(その他) 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2020.04.03 20:51:54
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