CAPTAINの航海日記

2020/04/25(土)12:21

図にしてみました。

福島・宮城の地元ネタ(2265)

一昨日書いたこちらのエントリに関連して、平成の大合併以前の旧自治体単位で大卒人口率がどうなっているのか、画像を作成してみました。 最も色が濃い(旧)自治体(旧福島市)を15%以上とし、以下、12~15%、9~12%、6~9% 6%以下と、3%下がるごとにだんだん色が薄くなるよう区分しています。 予想されていたことですが、やはり都市部の色が濃い傾向がありますね。ただ、どう考えても都市部ではない檜枝岐村が周辺の(旧)自治体よりも濃い色だし、双葉郡でも富岡、大熊、双葉の各町で9%を超える濃色地帯ができています。檜枝岐村は人口の90%以上が第三次産業に従事している観光業に特化した村ですし、隣接自治体との距離が離れすぎているため通勤も容易ではありません。観光施設の従業員や行政職員、学校教員といった人々が村内に居住しているからこそ記録しえた高率だと思われます。また、双葉郡は…恐らく原発の影響力が強いのでしょう。この数値は2010年国勢調査、つまり原発事故前のものなので、今年の国勢調査でどんな変動状況になっているのかが気になるところです。 逆に、色が薄い地域を見ると、阿武隈高地や会津の山間部に集中している感があります。ただし、都市近郊でも人口が少ない(旧)町村で色が薄くなっているケースが散見されます。こういった(旧)町村では、大学卒業後に地元に戻ってきたとしても、UターンではなくJターンというケースが多いのかもしれませんね。行政職員も都市部から通勤しているなんてケースを時折耳にしますし。 ​【中古】 自適農の地方移住論 Jターン28年の暮らしから /西山敬三(著者) 【中古】afb​

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