CAPTAINの航海日記

2020/05/07(木)06:04

各地域の範囲と特徴(太白区編)

企画モノ(398)

​引き続いては太白区編となります。 ◎長町・郡山地区…大卒人口率25.1% ・範囲となる町丁 鹿野本町、鹿野、郡山、砂押町、砂押南町、諏訪町、土手内、長町(1~8丁目)、長嶺、根岸町、八本松、東大野田、二ツ沢、緑ケ丘、茂ケ崎、門前町、東郡山、あすと長町 ・地域内にある大学 東北工大(長町キャンパス) ・地域の特徴 奥州街道の宿場町だった長町をルーツとした、太白区の中核地域。大卒人口率も長町界隈が最も高く30%以上を記録し、ここから離れるに従って漸減する傾向があります。また、2010年時点だと開発が緒についたばかりででまだ人口が少なかったのですが、JR長町駅東側に展開するあすと長町で実に40%を以上の大卒人口率を記録しています。 ◎八木山・向山地区…大卒人口率28.7% ・範囲となる町丁 鈎取(字御堂平38番地)、富沢(字金剛沢)、青山、芦の口、大塒町、恵和町、越路、桜木町、長町(字越路)、萩ケ丘、松が丘、向山、八木山香澄町、八木山東、八木山本町、八木山松波町、八木山緑町、八木山南、八木山弥生町、若葉町 ・地域内にある大学 東北工大(八木山キャンパス) ・地域の特徴 長町・郡山地区と共に1928年に仙台市に編入された旧長町の区域にほぼ該当しますが、青葉区の中央・川内地区と広い範囲で境を接する関係で青葉区との繋がりが強く、逆に太白区内の他地域との繋がりはあまり強くありません。大卒人口率的にも青葉区(あるいは仙台城下町)の外延という雰囲気があり、長町・郡山地区よりも高い率を記録しています。 ◎西多賀・太白地区…大卒人口率18.4% ・範囲となる町丁 鈎取(字御堂平38番地を除く)、大谷地、鈎取本町、上野山、金剛沢、佐保山、太白、西多賀、西の平、日本平、羽黒台、旗立、人来田、ひより台、三神峯、御堂平、山田、山田上ノ台町、山田北前町、山田自由ケ丘、山田本町 ・地域内にある大学 東北大(電子光理学研究センター)、宮城大(太白キャンパス) ・地域の特徴 1932年に仙台市に編入された西多賀村の西部にほぼ相当する地域で、全体にわたって丘陵上に住宅地が展開しています。宅地開発されたのは1970年代から80年代にかけてと比較的古く、その後の再開発も特段行われていないため、大卒人口率は大半の町丁で20%を下回ります。ただし、東北大の研究施設と職員宿舎が地域内にあり、その界隈だけは極端に大卒人口率が高いです。 ◎長町南・富沢地区…大卒人口率30.5% ・範囲となる町丁 富沢(字金剛沢を除く)、泉崎、大野田、太子堂、富田、長町南、南大野田、富沢南 ・地域内にある大学 なし ・地域の特徴 1932年に仙台市に編入された西多賀村の東部にほぼ相当する地域ですが、1987年に仙台市地下鉄南北線が開通する前後から大規模な宅地開発が始まった「新しい街」の性格が強く、それを反映してか全地域を通じて大卒人口率が高めです。特に2000年代に入ってから区画整理事業が施行された富沢駅周辺での大卒人口率は、40%に迫る勢いです。 ◎中田・袋原地区…大卒人口率16.4% ・範囲となる町丁 四郎丸、中田町、中田、西中田、袋原、柳生、東中田 ・地域内にある大学 なし ・地域の特徴 1941年に仙台市に編入された中田村の範囲にほぼ相当。仙台市内で唯一名取川の南岸に位置しており名取市と広い範囲で境を接します。大卒人口率も名取市(16.3%)とほぼ同じなのは偶然ではないかもしれません。ただし、地域内を細かく見ると、JR東北本線以西で20%を上回る一方、国道4号線仙台バイパス以東では10%台前半にとどまっており、激しい東西差が見られます。 ◎生出・秋保地区…大卒人口率13.8% ・範囲となる町丁 秋保町境野、秋保町長袋、秋保町馬場、秋保町湯元、坪沼、茂庭、茂庭台、秋保町湯向 ・地域内にある大学 なし ・地域の特徴 1956年に編入された生出村と1988年に編入された秋保町の大半がこの地域に入ります。仙台市中心部から10キロ以上離れており農村や温泉地の雰囲気を色濃く残しますが、1980年代に茂庭台で大規模な宅地開発が行われています。大卒人口率は、茂庭台でこそ20%を超えますが、それ以外では概ね10%未満であり、地域平均に近い町丁が皆無というアンバランスぶりです。 天賞 太白山 1800ml​

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