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テーマ:鹿児島の風景(40)
カテゴリ:その他の都道府県の話
台風10号の接近に伴い、今現在鹿児島県内が危機的な状況下にあります。
だからと言う訳ではありませんが、今、鹿児島県の地図を眺めてました。 大きな都市は鹿児島市だけで、県内各地域に小都市が散らばっている印象ですね。てか、県内に19も市があるとは思いませんでした(驚) ただし、そのうち人口3万人未満の市が、枕崎、阿久根、西之表、垂水、いちき串木野、志布志、伊佐と7つもあります。この辺の事情は、何の因果か、和歌山県や高知県など、太平洋岸の件に共通しているようにも感じます。 人口が少ない市が多いということは「かつて栄えた市が多い」ということでもあります。そして、そういう市には大抵鉄道が敷かれた訳ですが、北海道の炭鉱町を走っていた路線の多くが廃止されてしまったように、鹿児島県でも1980年代に廃止されてしまった路線が結構あります。県内を通っていた旧国鉄の廃止対象路線が山野線、宮之城線、志布志線、大隅線と4つもあり、しかも全路線が廃止…ちなみに、これらの路線が廃止されたのとほぼ同時期に、私鉄の鹿児島交通も廃止されています。廃止対象路線が4つあった県としては岐阜県(樽見線、明知線、越美南線、神岡線)が挙げられますが、こちらは全路線が第三セクターとして生き残った(神岡線⇒神岡鉄道は後年廃止)から、鹿児島県の「塩対応」は、ちょっと首をかしげざるを得ない一面がありますね。 そんな訳で、鹿児島県の市街図を見ると、鉄道の廃線跡が非常に目立つわけですよ。鉄道が完全に失われた市には10万都市の鹿屋を筆頭に、垂水、南さつま、伊佐の各市があり、一部地域で失われた市には枕崎、薩摩川内、日置、曽於、霧島、志布志の各市があります。 わわわ…書いているうちに、鹿児島県に対するネガティブな情報ばかりが(汗) こんな具合に、過疎に喘ぐイメージもある鹿児島県だからこそ、台風の被害が最小限に留まることを、心から願います。 無添加紫いも粉 100g★8個までネコポス便可★国内産100%(鹿児島産)★紫芋パウダー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.09.06 20:21:36
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