ＣＡＰＴＡＩＮの航海日記

昨日行われた高校駅伝の福島県大会、学法石川が男女アベックで５連覇という偉業を達成しましたね。野球の聖光学院、サッカーの尚志と並んで、県内では無双と言ってもいい状況が続いていますね。
ちなみに、男子の成績は、２位が体育科設置校で学法石川の無双前は全国高校駅伝の常連校でもあった田村、３位が学法石川と同じ私立の日大東北と続くのですが、４～７位で会津、福島東、磐城、安積となんと進学校が揃います。しかも、これらの高校の出場メンバーを見ると、大学入試が目前に迫っているはずの３年生が結構走っているんですね。全７区間中、会津２人、福島東４人、磐城６人、安積１人ですか！　特に磐城の６人は異常としか言いようがありません。優勝した学法石川だって３年生は３人しか走っていないのに…
磐城と言えば、今年はラグビー部の活躍も目立ちますね。ここ10年近くはご無沙汰しているものの花園に通算17回も出場している県内きっての名門で、今年の県大会では第１シードとして登場。実力通り準決勝進出を果たし、明日試合に臨む予定です。来週には活躍の様子が地元のテレビ番組にも取り上げられるということで、第100回の記念となる今年の花園への出場に向けて盛り上がっているようではありますね。でも、ここでも３年生が試合に出場している訳で、勝ち進むことによって彼らの進路に影響が出るのではないかと心配になります。
生徒が部活に打ち込むこと自体は決して悪いことではないのですが、それもＴＰＯによりけりだと思うんですよね。大学受験に臨む高校３年生が一般入試や推薦入試に向けて最後の追い込み、総合型入試においては既に実施済の大学だってあるというのに、部活なんてやっている場合なんでしょうか？　さすがにいないことを願いますが、仮に「進路のことを考えると部活はもう引退したいけれど周囲の空気に押されて渋々練習や競技に参加していた」と思っている生徒がいたとしたら…と想像すると、ちょっとゾッとします。

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CD　交響的詩曲「地獄変」〜良香の思い出（CD2枚組） OSBR-27004／指揮：根本 直人／演奏：福島県立磐城高等学校吹奏楽部​