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…とここまでは昨年と変わらないデータの紹介でしたが、実は同様のデータは、福島県の一部の高校でも、算出可能だったりします。今年の「実人数での」進路実績が公表されている進学校系の高校で宮城県同様の割合を算出すると、こんな具合になります。
磐城 .420(卒業生計274(うち浪人その他29) 国公立大進学者数103) 白河 .371(卒業生計235(うち浪人その他14) 国公立大進学者数82) 磐城桜が丘 .243(卒業生計278(うち浪人その他15) 国公立大進学者数64) 原町 .171(卒業生計147(うち浪人その他7) 国公立大進学者数24) 須賀川桐陽 .165(卒業生計236(うち浪人その他10) 国公立大進学者数39) 福島西 .152(卒業生計236(うち浪人その他19) 国公立大進学者数33) 白河旭 .047(卒業生計196(うち浪人その他5) 国公立大進学者数9) 前のエントリで挙げた宮城県の公立高校に当てはめると、磐城は9位、白河は10位、磐城桜が丘は14位、原町は16位、須賀川桐陽は17位、福島西は18位に、それぞれ相当します。 ところが、各高校の高校入試における合格ラインの偏差値って、福島県と宮城県では大幅に違うんですよ。例えば磐城は新教研もぎテストでの合格基準偏差値が66ということになっていますが、宮城県で9位に入った仙台向山の新みやぎ模試での合格基準偏差値は普通科で59といった具合に。以下、各校の普通科の合格基準偏差値について比較してみると、こんな具合になります。 磐城 66 仙台向山 59 白河 58 古川 52 磐城桜が丘 59 多賀城 52 原町 51 佐沼 46 須賀川桐陽 55 気仙沼 47 福島西 55 仙台東 51 どの高校も、新教研もぎテストの基準偏差値が4~8ポイント高いんですね。 中学生時点での学力が福島、宮城両県で差がなかったとすると高校で差がついてしまっていることになるし、逆にそもそも福島県の中学生の学力が宮城県よりも劣っている可能性もありますが、とにかく、新教研もぎテストの偏差値をそのまま新みやぎ模試に当てはめて考えるのはやめた方がいい、ということになります。少なくとも「新教研もぎテストの偏差値ー3~4程度≒新みやぎ模試の偏差値」ぐらいに考えていた方が良さそうです。 会津張子 福だるま 豆 白河だるま総本舗 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.06.06 12:34:53
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