CAPTAINの航海日記

2021/08/04(水)13:02

磐越西線、非電化化へ

福島・宮城の地元ネタ(2280)

今日の地元紙を読んでいたら、磐越西線の会津若松~喜多方間が「非電化化」される方向との記事を目にしました。JR東日本では2022年度から「架線や電柱、配電線などを順次、撤去していく計画」とのことで、喜多方市では「郡山市からの直通列車が廃止されて利便性が低下する」と反対の姿勢を示しているとのことです。 個人的には、この区間の磐越西線は大半が気動車で運行されているし、むしろ何故電化したのか?と常々思っていたので、非電化化については特に異論はありません。ただ、喜多方市サイドの懸念に対して、JR東日本が「直通列車が廃止されるとは限らない」と回答しているとのことで、これが妙に引っ掛かるんです。 つまり、JR東日本では、将来的には「郡山~喜多方間の非電化化」を目論んでいて、会津若松~喜多方間の非電化化はそのプロローグに過ぎない…ということなんじゃないか?と思うんですよね。実際、今回の報道を受けて鉄道の事情通からはこんな文章も掲載されていますし。 この記事中にもある「会津若松~喜多方間の2020年度の輸送密度は1,509人キロにとどまり(中略)郡山~会津若松間の輸送密度も1,638人キロ」という数値は、コロナ禍という大逆風はあったとはいえ、旧国鉄の第一次廃止対象路線の基準を下回るものです。冗談抜きに「乗って(電車を)残そう磐越西線」という危機的レベルにあることを、沿線の方々は認識すべきかもしれません。 ​【中古】Nゲージ車両 455系 磐越西線 3両セット 92249​

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る