2021/09/21(火)06:20
「親ガチャ」
って言葉が、若者の間で流行りつつあるようですね。自分の両親や生まれた家庭環境は選べず完全な運任せであることを、ソーシャルゲームなどのガチャ(クジ引き)になぞらえた表現のようです。
このフレーズを見てふと思ったのですが、我々の世代がそんなフレーズを口にしようものなら、親世代から容赦ない批判を受けていたんだろうな… 昔に比べて親の威厳が弱くなったからこそ、こんなフレーズが出てきたように感じます。
あと、今は昔に比べると、下剋上的な雰囲気に欠けるというか、いわゆる「成り上がり」を目にする機会が減ったようにも思います。スポーツや芸能で成り上がろうにもそれなりの投資が必要だし、結局元々の能力や財力が人生を左右する…という構図ですね。今の若者にある種の諦観が生まれるのは、ある程度致し方ないかもしれません。
ただ、この傾向、若者自体が「戦わずして負ける」選択を選びがちというのと表裏一体かも。どちらが先なのかわかりませんが、今後の日本の活力にも影響しかねない問題だとも思うので、打破していかなければならないんじゃないでしょうかねぇ…
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