CAPTAINの航海日記

2022/02/05(土)19:54

結局「絶唱」も読んだ。

二つ前のエントリで湊かなえ「Nのために」を読んだ話を書きましたが、その後「絶唱」も読みました。私の読書ペースが早いので妻は驚いておりましたが、昔から小説を読むペースは早いんですよね。集中して一気に読んじゃうタイプなんです。 「絶唱」のモチーフになっているのは、阪神淡路大震災とトンガ王国。トンガは先日の海底火山噴火で話題になったばかりなだけに、絶妙なタイミングで手に取った感があります。現地の状況は今どうなっていることやら、「絶唱」で描かれた風景とはだいぶ違うんだろうな…と思いつつ、読み進めた次第です。 阪神淡路大震災も恐ろしい震災だったな…と、当時を反芻しながら読んでいました。私は遠く離れた地に住んでいましたが、被害状況が明らかになるごとに亡くなった方の数がどんどん増えていき、恐怖心を抱いたことを思い出しました。私にとっては後年発生した東日本大震災がどうしても「身近な大震災」になってしまうのですが、阪神淡路大震災も決して忘れてはならない大震災だったと改めて感じました。 ​【中古】 絶唱 新潮文庫/湊かなえ(著者) 【中古】afb​

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