CAPTAINの航海日記

2022/04/16(土)19:51

人口推計についての感想

その他の都道府県の話(938)

昨年10月1日現在の人口推計が、総務省統計局から発表されました。 福島県の人口は181万2千人で、昨年10月1日に比べて約2万1千人、1.16%の減少。この1.16%という減少率は、秋田、青森、山形、長崎に次ぎ、岩手県と同率で全国ワースト5位に入ります。福島県は東日本大震災・福島第一原発事故の直後にも大幅な減少幅を記録しましたが、今回はその影響が極めて軽微な中での減少で、過疎化の深刻さが強く残る印象です。 しかし、改めて人口減少率が高い県の顔ぶれを見ると、減少率1%以上となった11県のうち宮城を除く東北全県、香川を除く四国全県が入っており、改めて両地方の過疎化の深刻さが浮かび上がります。 あと、山口、新潟、長崎の3県が減少率1%超ですか…揃いも揃って新幹線が通る(長崎県は今年開通予定)県というのは、奇妙な符合です。辛うじて減少率1%未満となった県の中にも岐阜、富山といった県が入っており、東北地方の各県にも言えますが、新幹線が通る県の中でも勝ち組、負け組がハッキリしつつあるのかもしれませんね。 ​ 【中古】 人口減少社会の設計 幸福な未来への経済学 中公新書/松谷明彦(著者),藤正巌(著者) 【中古】afb​

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