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テーマ:人口減(144)
カテゴリ:その他の都道府県の話
先日、こちらのネット記事を読んで、この1年間で広島県の転出超過が7,159人と都道府県で最多を記録したことに、少し驚きました。転出超過率からすると2位の福島県や3位の長崎県の方が危機的状況にあるとは思うのですが、広島県って政令指定都市の広島市を擁しているし、平成の大合併以前に発足した政令指定都市は北九州市を除いて人口減少を抑制するダム効果を有しているものという先入観を有していたので、広島県の惨状は、広島市がダム効果を発揮していないということになるのかな…と思ったんですよね。
そこで、広島県の人口統計にあたってみたところ、広島市の人口って、2020年頃から減少局面に入っていたんですね。昨年4月1日~今年4月1日までの直近の1年間だと、1,198,023人⇒1,191,833人と6,190人も減っています。広島県全体が同時期で2,787,644人⇒2,761,850人と25,794人減っているから、県の人口減少の2割超が広島市の減少幅ということになります。広島市の近郊でも呉市のように212,090人⇒207,177人と4,913人も減っている自治体があったりするのですが、広島市はこういった地域からの流出の受け皿になっていない…と認識して良さそうですね。 【日本の風景/広島のポストカード】広島県広島市 広島城のはがきハガキ photo by MIRO お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.18 07:40:30
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