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テーマ:たわごと(27182)
カテゴリ:東日本大震災
を重視する思考を持つようになったのは、福島第一原発事故以降のことでしょうか。いわゆる「放射能怖い」でむやみに避難や転居を考えるのではなく、避難や転居に関するリスクも考慮して最終結論を下すべきだという考え方です。 我が家の場合、私自身が小学校を3回転校しているので「転校のリスク」を身をもって知っていたし、そもそも勤務先が南東北一帯を地盤としていたため遠方に避難しようものなら「転職のリスク」もあった訳で、原発事故直後も比較的早い段階で「ここに残ろう」という決断ができたと考えています。 この、リスクとベネフィットは、人によって異なります。私にとってベネフィットでも他の方にとってはリスクとなるケースだって十分あり得る訳ですし。従って、原発事故で避難を決めた方々のことを特段批判する気にはなりません。そこには考え方の相違があるのみで、自分と違うからって安易に批判することこそが大きな問題だと思っています。福島第一原発事故に関して言えば、特に非難した方の側からそうしなかった方への批判が目立っていたように思います。「茹でガエル」なんて何度言われたことか… 人生は選択の連続…50代に入って特にそう思うのですが、だからこそ、リスクとベネフィットを複合的に考えることを、今後も重視していきたいですね。 ![]() 住まいの化学物質 リスクとベネフィット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.04.17 10:57:40
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