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テーマ:ちょっと、お出かけ。(2370)
カテゴリ:企画モノ
(前エントリからの続き) 北区から豊島区に入り、山手線をオーバークロスして駒込駅前を通過。少し歩くと文京区に入ります。元々駒込は文京区の町名であり、文京区内の町名は「本駒込」。ただし、地元の方は住居表示整備事業以前の旧町名に愛着があるようで、旧町名を掲げた看板が随所に設けられていました。 文京区に入ったところで六義園の入口がありましたが、文京区内の本郷通り沿いは緑が多い一角で、ちょっと歩くと寺院の敷地に差し掛かります。その中の一つに「目赤不動尊」の標柱を発見。目黒、目白は現在も駅名や地名として存続しており人口に膾炙していますが、実はこの他にも「目赤」「目青」「目黄」を名乗った「江戸五色不動」という寺院があったそうで、そのことは知識として知っていましたが、まさかここで「目赤」に遭遇するとは思ってもみませんでした。 こんな風に、雑学知識を頭に入れておくと、散歩の行程も楽しさが増します。本駒込から少し歩くと向丘でちょうど向丘高校の前を通りましたが、確かこの高校は木村カエラと鬼龍院翔の母校だったはず(なお、二人は同級生)。二人の高校時代を軽く想像しつつ、歩を進めます。 本郷通りは東京メトロ南北線の直上を通っており、向丘を過ぎると、先日構内で傷害事件があった東大前駅の入口付近も通過。この辺りで本郷通りは中山道と合流しているはずですが、何処が合流地点だかきちんと確認できませんでした。とりあえず、東大の正門前、赤門前と立て続けに通過。いずれも通りの左手に位置し、こちらは高い塀に阻まれた東大の敷地内となります。 本郷三丁目駅付近を通過すると坂を降り、外堀沿いへと差し掛かります。順天堂大や東京科学大(!)の病院の脇を通り抜け、外堀を渡るといよいよ千代田区。御茶ノ水駅やその周囲の商店街、少し先には明大のリバティタワーも見えます。 ただ、ここで、今歩いているルートが、下の子がかつて歩いたルートとは異なっていることに気が付きました。確か下の子は、千代田区内で共立女子大や小学館の本社、文京区内で東京ドームや東洋大の前を歩いたと語っていたように記憶しているのですが、歩を先に進めても共立女子大や小学館の建物はありませんし、文京区内でも東京ドームや東洋大のキャンパスは見掛けませんでした。どうやら、下の子の歩いたルートよりも少し東側を歩いていたようですが、委細構わず(おい)歩を進めます。 神田錦町の警察署前付近で散歩開始から2時間経過。やっぱりペースが遅いなぁ…有楽町まで歩き通せるか、少し不安になってきました。その気になれば散歩をリタイアして、電車で下の子のアパートに戻れますしね。 (続きます) ![]() 江戸最盛期の神田祭絵巻 文政六年御雇祭と附祭[本/雑誌] (神田明神選書 3) (単行本・ムック) / 福原敏男/著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.05.12 10:20:15
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