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雨穴「変な地図」を読みました。「変な家」「変な絵」「変な家2」も読んでいたので前作に比べて徐々にストーリー構成が緻密になり作家として腕を上げつつあるなぁ…という印象はあったのですが、それと反比例するかのように作風のおどろおどろしさは消えつつあるようにも感じます。 「変な地図」の主役は、過去作にも登場した設計士の栗原さん。ただし、彼がまだ学生時代だった頃が舞台で、時は2015年、栗原さんは1992年生まれで22、3歳でした。私の時代認知が狂っているせいもありますが、実はこの設定に違和感。というのも、映画になった「変な家」で栗原さんを演じていたのは、50代半ばを過ぎた佐藤二朗。だもんで、「1992年生まれの設定になっている栗原さん」になかなか移入することができなかったんですよね。 確かに1992年生まれは今なら30代も半ばに差し掛かる年代でありそれなりに社会の中枢を担う一員となっていますが、理屈ではわかっていても自分の中の認知バイアスがその現実を受け入れていないことに、軽いショックを受けました。ストーリーの本筋とは全然関係ないですが、自分が齢をとったことを認識させる一冊でしたね。 変な地図【電子書籍】[ 雨穴 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.01.18 10:17:17
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