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テーマ:高校入試・高校受験(232)
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
福島県立高校の一次志願倍率、先日公表されましたね。 ただ、志願者数を確認すると、妙なことに気が付きます。受験生に相当する学年の人数に比べて志願者数が少なすぎるんですよね。県の学校基本調査によると今年度の中学3年生と義務教育学校9年生の合計人数は、14,699人。それに対して県立高校の志願者数が全日制、定時制を合算しても10,562人。更に県立中学から県立高校に進学予定の136人を加えても10,698人。人数にして4,001人、率にして27.2%も少ないんです。 確かにいわゆる私立高校の学費無償化などもあって公立高校離れが進んでいる現状はあるのですが、ちょっと気になって過去のデータを調べてみました。こんな具合になりました。 2026年 受験学年人数14,699人 志願者数等10,698人 人数差4,001人 比率27.2% 2025年 受験学年人数14,778人 志願者数等11,105人 人数差3,673人 比率24.9% 2024年 受験学年人数15,222人 志願者数等11,676人 人数差3,546人 比率23.3% 2023年 受験学年人数15,555人 志願者数等11,901人 人数差3,654人 比率23.5% 2022年 受験学年人数15,876人 志願者数等12,141人 人数差3,735人 比率23.5% 2021年 受験学年人数15,900人 志願者数等12,258人 人数差3,642人 比率22.9% 2020年 受験学年人数16,578人 志願者数等13,018人 人数差3,560人 比率21.5% 2019年 受験学年人数17,285人 志願者数等13,948人 人数差3,337人 比率19.3% 2018年 (県のサイトに入試データなし) 2017年 受験学年人数18,475人 志願者数等15,288人 人数差3,187人 比率17.3% 2016年 受験学年人数18,797人 志願者数等15,678人 人数差3,119人 比率16.6% ※受験学年人数は中学三年生+義務教育学校9年生。国公私立を含めた合計 ※志願者数等はいずれも一次志願(2019年以前はI期選抜合格内定者+II期選抜一次志願) および県立中学から県立高校への進学予定者数の合算 たった10年間で受験学年人数が4,098人、21.8%も減っていることに驚かされますが、それにもまして驚いたのは公立高校を志願せず主に私立高校への進学を決めたと推定される人数で、受験学年人数が減少傾向にあるにも関わらず10年前から現在まで漸増傾向にあります。私立高校の学費無償化に加え、ここ数年雨後の筍のように通信制高校が増えているということもあるのかもしれません。 この結果、公立高校の志願者数等は、この10年間で4,980人、率にして31.8%も減少するというとんでもない状況に陥っています。「公立高校を受験しない人数」が今年と同様4,000人前後で毎年推移した場合、公立高校はもっと定員を減らし、統廃合を進める必要に迫られます。だって、福島県内の昨年の出生者数って、7,000人台ですよ。その過半数が「公立高校を受験しない可能性がある」というのもちょっと想像できない話なんですが、公立高校自体も現在の半分以下まで定員を減らす必要性に迫られているような気がしてなりません。 【中古】知らないと危ない「私立高校無償化」の真実 家計は助かる、でも教育は壊れる?——世界の失敗から学ぶ、日本の未来/ワカルラボ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.02.09 08:01:33
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