2050年の「地域別」人口予測
って、あまり報道されていないような気がしたので、私の方でちょっと調べてみました。とりあえず福島県の行政区分別で2020年⇒2050年の変化をみていくと、下記のようになります。県北 465,894人 ⇒ 321,200人(144,694人(31.1%)減)県中 519,577人 ⇒ 374,862人(144,715人(27.9%)減)県南 138,770人 ⇒ 95,559人(43,211人(31.1%)減)会津 256,403人 ⇒ 148,151人(108,252人(42.2%)減)※南会津含む浜通り 452,508人 ⇒ 307,228人(145,280人(32.1%)減)県合計 1,833,152人 ⇒ 1,247,000人(586,152人(32.0%)減)こうしてみると、会津の減少度合いが突出していることがわかります。県レベルで人口減少率が最も大きかった秋田県で959,502人⇒560,429人(399,073人(41.6%)減)ですから、会津の減少率は秋田県並ということになります。現時点でも約半数が会津若松市に住み人口の集約化が進んでいる地域ですが、下手すると会津若松市への更なる人口集約こそが地域が生き残る道ということになりかねません。ある程度の人口を有する都市がなければ、各種企業から見向きもされない事態を招く可能性がありますからね。昨日のエントリで取り上げた人口集約論は「地域を滅ぼす」という観点から反対論が相次いでいる状況ですが、逆に「地域を活かす」ための人口集約もあり得るのかな~なんて、ちょっと考えてしまいました。過疎化が進行する地元を救うことはできないのか?ちょっとオタクな、お坊さんが考えたこと。【電子書籍】[ 網野ホウ ]