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2009/03/10(火)15:38

北陸旅行 湖東三山 西明寺、金剛輪寺

仏閣(472)

西から天気が崩れ、雨や雪が降ってくる予報なので、早めに山中温泉を出発。 途中の天候を見ながら、可能であれば、湖東三山と永源寺を見たなーと思いながら!    彦根ICでは、晴れ間も見え、最初の目的地 天台宗 龍應山「西明寺」には、約一時間半で到着。 京都のお寺と違い、時期的なものもあるが、観光客が非常に少ない。 (同じように、湖東三山を回っていたのは、富山の老夫婦?だけ  こちらも、老夫婦と思われていたかも? 笑) 紅梅 白梅 驚くことに、地元の人が奉仕で掃除をされているのか、どのお寺も、駐車場まで綺麗になっており、落ち葉一枚なく、苔などの手入れが非常に良いのに感嘆する。 人は少ないし、ゆっくり景色や雰囲気を味わえるので、滋賀県の寺社のファンになりました。 ここの「蓬莱庭」は、国指定の文化財であり、春の桜やさつきか秋の紅葉の時期には美しい と思う。(今回は、梅だけかな?) 本堂  三重塔    本堂もだが、屋根のそりが、何とも言えず、美しい! 二天門     その庭を観賞し、登ってゆくと、「本堂」が見え、そして、「三重塔」が品の良い姿を見せ る。 (どちらも、織田信長の焼き討ちを逃れ、鎌倉時代建造の二堂が残存し、国宝に指定されている。) 本堂裏には、写真に写せなかったが、鎌倉時代、平安時代の仏像が多く残されていた。 (織田信長の焼き討ちの際、他の寺社からも神仏が持ってこられたらしい。) 約一時間の散策の後、約8km離れた 湖東三山の真ん中のお寺 天台宗 松峰山 「金剛輪寺」に向かう。 ここも本堂、三重塔、二天門は、信長の焼き討ちを免れたが、明治維新の僧侶の退山帰属で、本坊明寿院一坊のみとなり、荒れてしまっていたが、昭和の大修理で現在の形に復興されたという。 総門 明壽院 茶室 庭園も後一ヶ月もすれば、花盛りになるのだろうが・・・ 竹林の緑と苔の緑がとても美しい。 ちょっと陽の光が当たると、その美しさも分かるのだが、あいにく、曇り空になってきた。 本堂は国宝、三重塔も凛とした姿で美しいが、途中の参道は長いので、若いうちでないと登れなくなると思う。(笑) 参道の途中に、ある水雲閣という茶室、明壽院から見る名勝庭園は、池泉廻遊式庭園で、桃山、江戸初期、江戸中期の三庭からなり、ここも国指定の名勝になっている。 赤松は表面の皮を剥いてあり、本当に紅かった。 杉でなく、真っ直ぐな松です。 三重塔    この塔も美しい。 私も、各寺の三重塔、五重塔に魅せられた一人です。 本堂    明壽院の庭の紅葉も、本堂付近の紅葉も、「血染めのもみじ」とその美しさを表現されている。 鐘楼 山門     二天像の大きさもだが、このワラジは大きい。 ワラジを作っている稲の間に、お金を嵌め込んで、願をかける! ブログの制限で、次の写真がアップできないので、明日、湖東三山の最後の百済寺と臨済宗 永源寺を書きます。

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