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カテゴリ:仏閣
足立美術館を見た後、天気も良いので、少し寄り道して、西日本の最高峰 伯耆大山(ほうきだいせん)
(標高1709m)の中腹 角磐山 大山寺(標高800m)、 天台宗の別格本山に参拝した。 古くからの山岳信仰の1つの拠点でもあり、ここの座主は比叡山から派遣され任期を勤め上げれば、 比叡山に戻って昇格するという、僧侶のキャリア形成の場(官僚みたいな?)となっていたらしい。 又、平安時代からの厳しい修験道場でもあり、明治8年の神仏分離以前は、大神山神社(おおがみやまじんじゃ)とともに、栄えていたという。 長ーい石畳の参道沿いには、多くの歌碑、石碑、記念碑等があったが、あまり歴史に詳しくないので、ざっと見て素通り(笑) 山門 (この大山寺には、檀家がないそうです。そうでしょう、昔の冬のこの辺には住めない!) 鬱蒼と茂る木の間の石段を登る 両脇には、沢山のお地蔵さんが並んでいる そういえば、大山寺の本尊は、「地蔵菩薩」です。 「大山寺」の石碑 下山観音堂 ここの本尊さんも、宝物館(霊宝閣)にあります。 物騒な罰当たりが多くなったから、しようありまへん! ここの狛犬は、左が玉を、右が巻物を咥えた襟巻きをした子(5匹)持ち狐です。 伯耆国では、襟巻きをした狐に何か謂れがあるのでしょうか?? 護摩堂 この後ろに、霊峰伯耆大山の山頂が見えるのですが、ちょっと雲がかかってました。 護摩堂の本尊は、不動明王です。 とにかく、色々楽しい不動明王が多いのです。 これも、堂内の隅に居た 漫画チックな不動明王 灯明杉 日本海を難航する船に、この杉が発光して方向を教え、難を逃れたとか。。 こちらの杉でも良かったのでは・・・(笑) 宝塔や宝牛 本堂 本堂正面の彫り物 鐘楼の 「開運の鐘」 天女が美しい 佐々木高綱の等身大地蔵 昔は、大病もお祈りすると治癒したらしい・・・ お不動さんもお地蔵になり 沢山のお坊さんもお地蔵になっています 凛としているように感じます! 霊宝閣内部 別に、写真撮影は禁止ではないそうです。 まあ、マナーとして、三脚やストロボは使いません。 ここにも、沢山の「不動明王」が居られます。 白鳳時代の彫刻がこのような形で保存されていたので、美しいまま残っていたそうです。 飛鳥、白鳳時代の優しい曲線です。 (どちらも重文) 阿弥陀堂 本尊の釈迦三尊像 大神山神社 に行く 600m余りの自然石の石畳 (次回の楽しみに置いておこう?!) 権現造りの本殿 (明治8年までは、これが大山寺の本堂だったそうです。)(重文) 夏のハイキングには、大山寺辺りが良い。 標高800mは、地上近くより大分涼しく、木陰に居ると、本当に心地良いのです。 又、来る日を楽しみにして、一泊二日の強行旅行スケジュールを終わった。 蒜山ICに立ち寄ったら、「ジャージーバニラソフトクリーム」をトライしてみて下さい。 濃いから、二人で1つでも良いかも・・・ きっと気に入ります。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.25 10:08:03
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