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カテゴリ:仏閣
淡路島の南部にあり、淡路島唯一の黄檗宗(おうばくしゅう)禅寺 雙児山 国清寺(通称:国清庵)を訪れた。
1728年勝算和尚が開基され、風光明媚なこの地に多くの堂を建て、寺の所持する田畑も、50町歩(1町歩が3000坪、9990平方メートル)余りあり、裕福な寺だったらしい。 しかし、それも戦後の農地解放で、ほとんど無くなり、お寺も荒廃の一途であったという。 30数年前、禅宗の僧籍を持った 淡路島出身の南画家 直原玉青(じきはらぎょくせい 1904-2005 102歳で無くなられた)氏が再興を決意し、本堂他寺を修復し、現在に至っている。 あわじ花遍路の37番札所にもなっている。 牡丹が600株あり、5月の連休時には「ぼたん祭」が行われるそうです。 背後の双子山には、西国三十三か寺霊場の石像が置かれている。 その一部、1番と33番 当寺は俳句とも係わりが深いようで、沢山の俳句の石碑が霊場の石像の側に沢山置かれている。 お寺の塀の上には、「鍾馗(しょうき)様」 禅寺のひし形の石板通路、 両側は牡丹園です。 中国風の山門。 黄檗宗に良く見られる門 ろう梅が咲いていました 古い石仏も多くあります お迎え(む蛙)も、新旧二匹で迎えてくれました(笑) 古い本堂は、朽ちてきているので、建て替えられた本堂 鬼瓦も立派 玄関を入ると、可愛い人形と 鉢植えの可愛い牡丹が迎えてくれました 本堂中の間 開祖 勝算和尚像 俳人 芭蕉像 直原玉青和尚像 近辺から色々な仏像の寄進もあるらしい 本尊 釈迦如来 達磨大師(玉青和尚描)も、釈迦如来の影になってしまった 屏風や襖の書と南画は、すべて玉青和尚が描かれたものだという すべての襖、裏表 たっぷり堪能出来ます。 字が読めない(悲)のが残念!! 本堂 三つの間の天井には、12枚x三間 36枚の絵が描かれている。 これは、玉青和尚の絵の仲間達が描いてくれたものらしい。? 冬場では、訪れる人は、殆ど居ないようですが、興味のある人は是非訪問してあげて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.25 10:55:16
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