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カテゴリ:独り言
極最近のある24時間の中に最悪のパターンと最善のパターンを経験したので、その話を書きます。 読みたくない人に不要な労力を与えてはいけないので、まず、結果を言うと、「財布を紛失し、それが戻った!」という話です。 某日1710時 仕事に行く為、ある駅でJRの切符購入(財布の中のクレジットカード使用) 1720時ー1733時 JR LOCAL列車使用 1743時ー1905時 JR LOCALの特急列車 指定席使用 1905時ー1930時 降りた駅の食堂で夕食、支払いの時財布がないのに気付いた。 (仕事用鞄の中には、非常時用に何時も2万円入れているので、当座の支払いやホテル代等は凌げた。) すぐに、JRに届出し、約1時間立ちっぱなしで待ちながら、最終駅に到着した特急の座っていた指定席の付近及び途中駅の拾得物等を確認して貰ったが見つからなかった! がっかりし、落ち込んだ気持ちでホテルにチェックイン! wifeに連絡し、クレジットカード他の使用停止を連絡するよう頼んだ。 彼女からは、命を取られるようなことでなくて良かったじゃない!!なんて慰められる。(そうだそうだ、まだラッキーな方だと思いながらも、気分は落ち込んだままでした。) ホテルの部屋に入って、真夜中の仕事なので、眠りたいのだが、ウトウトするだけで、財布を無くした経緯を考えてしまい眠れない。 2300時 半寝呆けの中、電話で起こされて、仕事をスタートする。 顔を洗い、仕事以外の事は考えないように、自分を集中させてルーチンに入る。 翌日0300時 仕事を終了し、タクシーでホテルに帰る。 シャワーを浴びると、一遍に疲れが出て、熟睡! 0730時 起床 0800時 ホテルチェックアウトし、昨夜、クレジットカード会社から連絡を受けたので「警察へ盗難・紛失届」を出す。 ホテル近くの派出所で届出したが、私の話の内容を聞いて、警察の方は99.9%スリでしょう、多分戻って来ないと思うが気を落とさないでと慰められる。 私自身、10数万円(普段はこんなに入れてないのだが)の現金は、諦めていたのですが、その他のクレジットカード、運転免許証、健康保険証、そして、今年の誕生日記念にプレゼントしてもらったイニシャル入りの財布だけでも戻らないものかと僅かな期待をしていた。 0900時頃 JR LOCAL列車と特急列車を乗り継ぎ、帰途に着く。 この時は、もう、私も諦めの境地に入り、 頭もすっきりとし、久しぶりに昔一緒に居たリコが頭の中に笑い顔でイメージされた。 (こんな事を書くと、私達が、おかしな人と思われるかもしれないが、私達にとっては、リコが亡くなった後も、精神的な支柱になっており、彼女を意識すると恥ずかしい行動は出来なくなり、そして、私達をハッピーな方向に導いてくれるのです。笑) 1045時 携帯電話が鳴る。 wifeから財布が見付かったらしいという連絡であった。中身や見付かった経緯は不明であったが、とある警察に連絡して下さいということであった。(兎に角、これを聞いたときには嬉しかった事、探し物が見付かるとは、こういう事なのでしょう。 私の気分も上昇方向であったが、急激にアップしていました。笑) この時、以前ブログにアップしている明治神宮の「清正井」の写真を、携帯電話の待ち受け画面にしておくと、「良い知らせ」が入ると、娘から聞き、2-3日前に待ち受け画面を下の写真の「清正井」に替えたところでした。 警察に電話すると、財布の中身の話はまったくなく(聞いても答えないそうです)、兎に角、当該署に来て下さいという話だけでした。(雰囲気で、現金や免許証があるということは、分かりましたが) 1150時 届出があった警察に到着すると、目の前に、私の財布が見える。(劇的喜び!) でも、すぐには渡されず、(中身)入っていたものを書いて下さいと云われたが、先程、紛失届けを〇〇警察の届出番号XXXで出したというと、警察間のFAXでその届出を受信され、内容確認! そして、受領書を書いて、中身を確認しながら手渡された。「良かったですね!」と云われる。(強調された。) 警察から、これを届けた人に電話連絡し、直接、本当に感謝し、お礼を申し上げた。 1220時 喜びと感激に包まれ、警察を後にする。
遺失物として、私の財布を届けてくれた人は、北九州市八幡西区鉄王に住んでいる若い男の人でした。 私が紛失した中身もそのままで、時間を置かず、(届け出時間は、1930時だったそうです。)、無くした人は困っているだろうからと、急いで警察に届け出たそうです。 (そんな人が実際に居るのだと、現実に実感できました。 それに引き替え、自分は・・・・ 汚れているのか!) そして、5-20%と決まっている謝礼も不要と書いて、届出されていたようです。(天使のように清い人のように感じました。 勿論、私は、そういう人を尊敬する意味を含め、本日、お礼を送らせて頂きました。) 自宅に帰ってから、家族ともこの事を話し合い、運が良かったねとか、そんな人が日本に居ること自体、まだ、日本も捨てたものではないねとか話がでました。 本当に、私もそう思います。 世の中に、先祖に、子孫に対して、恥ずかしくない考えを持ち、それを実践、行動を執らなければならない。 と肝に銘じました。 以上
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