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カテゴリ:庭園
大山崎山荘は、大阪船場の株相場師の息子として生まれた加賀正太郎という人物の建物だった。 彼は、欧州に遊学し、イギリスのテムズ川を見下ろす高台と真下に木津川・宇治川・桂川の三川が淀川へと合流する美しい風景のこの場所を重ね合わせ、1912年から1932年までの20年間をかけて、今の本館である「霽景楼(せいけいろう)」を完成させた。 その豪華な構造、材料、調度品は今でも感心させられる。 しかし、時代の栄枯盛衰はあり、この山荘の所有者も色々変わっていたが、近年保存運動が起こり、周囲の山林や土地は、京都府や大山崎町が買取り、山荘は、アサヒビールが買取り、創業者初代社長の山本為三郎のコレクションを展示する美術館として運営することになり、1996年に開館した。 大山崎の駅から山道を散策しながら登る ここから、山荘まで、まだ登ります。 道路の両側の木も綺麗に手入れされています。 花の少ない時期ですが、こんな綺麗な花も見られます。 紅葉と桜が多いようです。 春と秋は、混雑するのでしょうね! それでも、少し涼しくなったので、結構な人が(年配の人も、若い人も)山荘まで歩いて来られていました。(笑) 山荘に向かう前に、山荘下の庭園を散策します。 多くの蝶が舞っています(笑) 芝生広場の片隅に、ラビット彫刻 水際には、紫陽花他色々な草花が見られます。 どの四季に来ても、満足するでしょう。 池には、睡蓮、向こうには、藤棚も見えます。 モネの絵の影響? こんなに近くから撮影できました。(笑) 苔もきれいですよ! 山荘の入口 大きな飾り木 山荘の全景 喫茶店のドアのような、こんな小さな出入り口です。 二階のベランダで、お茶を楽しめます。 スイーツは、大阪のリーガロイヤルから持ってきているそうです。 見晴らしは良いところです。 バーナードリーチ、浜田庄司の記念の焼き物 館内には、焼き物の展示品が多かった。 他には、河井寛次郎や富本憲吉等 帰る前、階段のステンドガラスが輝いたので、パチリ! 外に出ると、金木犀が噎せ返る様に、良い香りを発散していました。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.06 17:45:43
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