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カテゴリ:仏閣
湖北の長浜や木ノ本周辺は、観音の里と呼ばれ、地域に根付いた観音信仰に守られた小さなお寺や集会所が多くある。 その仏像は、国宝や重要文化財に指定されたものばかりでなく、指定されていなくても、奈良。平安、鎌倉時代等歴史の古いものも多い。 滋賀県には、国宝や重要文化財に指定された仏像等が、京都や奈良と並ぶ位多いのです。 事前に、廻りたい場所をチェックして、ピックアップして廻り始めたのですが、地元の人の説明や資料を読んでいると、なかなか前に進まず、それでも興味を益々そそられて、仏像を楽しみました。 又、是非次の機会に、他の観音様等の仏像に会いに来たいと感じています。 今回、最初に訪れたのは、 己高閣(ここうかく、己高山(こだかみやま)鶏足寺、真言宗豊山派の本尊などと収蔵)と世代閣(よしろかく、元々この地にあった戸岩寺の本尊などと収蔵)で仏像を拝観 ここから、 鶏足寺(旧飯福寺 最澄がここを訪れ、観音像を見つけて、お寺を造り、山岳信仰の修行場としたといわれている。)の周辺は、紅葉の名所としても有名。 秋には、多くの人手で賑わうという。 ここの場所は、戸岩寺と興志漏神社(よしろじんじゃ)がこの道一本で左右に分けられている。 左がお寺、右が神社 この戸岩寺も、僧行基が716年に造り、その後、最澄、空海、慈覚等高僧も修行しに来たと伝わる。 興志漏神社 鶏足寺は、昭和8年に不審火により焼失したが、本尊の十一面観音は、この神社に遷仏されていて、無事だった。 戸岩寺の薬師堂 本尊の薬師如来は、世代閣にあるが、こちらにも、室町時代位の立派な薬師如来や十二神将が居られる。 年に数回開けられる。 この道の左右で、雰囲気が違います。 この穴の中に、仏が彫られてあったと言われています。 大日堂 小さなお堂と思ったのですが 鐘楼 大日堂の中を覗いてみなさいと言われたので、見ると立派な 阿弥陀如来様が そして、向かって右側には、大日如来様が居られました。 立派なもので、なぜ、収蔵庫に置かれないのかと聞くと、重要文化財に指定されていないからという。 平安から鎌倉の時代に作られたものというけど、大事にして欲しい。 年に数回開帳される。 鶏足寺 本尊 十一面観音像 右手が非常に長いです。 本尊の脇侍 不動明王 四天王 戸岩寺の本尊 薬師如来 魚藍観音 以上
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Last updated
2015.09.22 10:27:48
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