ドイツ車のブレーキ（３）

ブレーキは短い距離で安全確実に減速できることが求められます。 急ブレーキが必要な場合って、案外同時にハンドルをきらざるをえないときが多いですよね。 車は非常に不安定な状態になっていますから、車全体としてどんな作りにしてあるかが問われる一瞬です。 過去に２度救われました。 そのどちらとも、ハンドルをきってましたから、もしかしたらと思うような状況であったことは間違いありませんが、ほんの一瞬、タイヤに最大制動力が伝わってぐっと減速始めた後は、何事も無かったかのように走ってくれてました。 たぶん車を運転していて、最もドライバーとのコミュニケーションがある装備というと、 ハンドル（きる際の重み加減、ハンドルから手を離してもまっすぐ進むか、振動の有無） ブレーキ（踏んだときのタッチ、アクセルとの位置関係） シート（僕は基本的に硬いのが好きなので、どうしても選択肢が狭くなります） の３つだと思うんです。 みなさんも車選びの際には、この３つがどうかということを試乗して感じ取って下さい。 この３つだけは、実際に運転してみないとわかりませんから。