|
カテゴリ:博物館
「キャトル」さんでモーニングを楽しんだ後、徒歩で「きしわだ自然資料館」さんへ向かいます。
最寄り駅の南海岸和田駅ではなく、JR東岸和田駅からぶらぶらと。 途中で岸和田城を眺めてみたり。 温かい日差しと少し冷たい風が心地よいです。 30分ほどで到着。南海岸和田駅からなら15分ほど。 きしわだ自然資料館さんに来るのは2回目です。 ショップや受付があり、魚や亀、スナネズミ等の生体展示をしている1F(無料)。 ナウマンゾウの骨格標本や、葛城山のブナ林展示がある2F(有料)。 主に剥製が展示してある3F(有料)。 という構成です。 1Fの生体展示。 漁港のある岸和田らしく、海の生き物が多くいます。 ゴンズイ。 ぎゅうぎゅう。 釣りをしていてゴンズイが釣れると、その後ずっとゴンズイばっかりになったりするんですが、それもわかります。 シロウミウシ。 あらかわいい。 かわいいですけど、ずいぶんと目立ちそうな配色です。 敵に見つかる事を考えると不利な気が。 意外と、自然の磯場では溶け込む色なのでしょうか。 他にも、川魚やスナネズミやヒキガエルなんかも展示されています。 ちょこちょこ動く生き物をじーっと眺めていると、いくらでも時間をつぶせますが、そういう訳にもいかないので上に向かいます。 ここからは有料展示です。 2Fをとばしてまずは3F。 立派な剥製がずらっと並んでいます。 ODPデザインギャラリーでやっていた「動物のからだ展」で展示されていた、ライオンにも再会しました。 お久しぶり! 「動物のからだ展」も面白い展覧会でした。 せっかく行ったのに、日記を書こうと思って忘れてましたが。 そして2F。 ここがメインの展示室と言う事になるのでしょうか。 自然史系博物館の定番、ナウマンゾウの骨格標本。 頭の形が特徴的です。 地元、和泉層群産のカニ化石。 白亜紀後期の物ですが、しっかりカニの形のまま残ってます。 等々、色々見るものはありますが、今回注目したのはモササウルス! ばーん。 全身。 背後からもう一枚。 中生代の三大海棲爬虫類の中で、最も遅れて出現したにもかかわらず、短期間で生態系の頂点に駆け上がった「中世代海洋生物最強」の一角です。 巨大ザメなんかと覇権争いをしていたと言われています。 地元の和泉山脈から、モササウルスの化石が発見されている(上の写真はアメリカ産化石のレプリカ)事もあり、充実した展示になっているようです。 この、モササウルスのアゴに関する解説が興味深かったです。 モササウルスの上顎には、飲み込みかけの獲物を逆流させないため、外側の歯に加え、内側にも2列の歯があったそう。 それを知った上で、さっきのレプリカをみてみると… おぉ、確かにあります。矢印の所ですね。 さっきも見ていたはずですが…知らないと気づけない事も多いですね。面白いです。 せっかくなので、展示物をもう一つ。 上で紹介した、他の展示物とはちょっと方向性が違いますが… 羽曳野市のハシボソガラスの巣。 ブドウのツルが巣材に多く使われているそう。 河内ワインで有名な、ブドウ畑が多い土地ならでは。地域性を感じてこれも面白いです。 色々展示を堪能した次は、「きしわだ古生物教室・バージェスモンスター編」のイベントに参加です。 読んでいただいてありがとうございました。 ランキングに参加しています。よければクリックください。 にほんブログ村 博物館クラス モササウルス化石 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年03月28日 22時39分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[博物館] カテゴリの最新記事
|