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2022.07.16
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テーマ:読書備忘録(1335)
カテゴリ:図書館の電子書籍
瓶詰の地獄  夢野 久作



この前読み終わったばかりの「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅲ ~扉子と虚ろな夢~」は、夢野 久作の『ドグラ・マグラ』が主題となったお話だったが、この作品(瓶詰の地獄)も素敵な作品として取り上げられていた。
図書館の蔵書を調べたら、幸運なことに電子書籍として借りることができたので読んでみた。

電子書籍の良いところ。
パソコンで読む場合だが、本よりも字が大きくて読みやすい。
栞もページの右肩をクリックするだけで簡単につけられる。

ちょっと面食らったところ。
読み進めた量が、栞をつけた時にはパーセント表示されるので分かるが、読んでいる最中は把握できない。
また章ごとのページ数が表示されていないので、今読んでいる章がどのくらいの長さなのか分からないため、中断する時にどこで止めたら良いのか悩ましい。

図書館の蔵書には、『ドグラ・マグラ』も電子書籍であったのだが、ちょっと変わったお話みたいで難解そうだったので、こちらの本をかりることにした。
わざわざ図書館に行かなくても本が借りて読めるので楽は楽なんだけど、パソコンが立ち上がってないと読めないし(スマホじゃ字が小さいからね💦)、やっぱり紙の本で読みたいし。

・・・で、この本の備忘録。
この本の『一足お先に』の中にある一節、

(略)・・・その左右の乳房の間の、白い、なめらかな皮膚の上に在る……底知れぬ×××××と、浮き上がるほどの×××××が、さり気なくほのめき輝かしている・・・(略)

この伏字になっている “×××××” は、いったい何だろう?
昭和の初旬に発表された作品みたいだから、検閲みたいなのに引っかかって伏字にせざるを得なかったのかな。

全体的にちょっとエロが含まれてる、ちょっと変わった小説だったな。



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最終更新日  2022.08.25 09:45:24
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