テーマ:読書備忘録(1458)
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残穢 小野 不由美
結果的に、この本を読む前に『鬼談百景(小野 不由美)』を読んでいて正解だった。 最強ホラーと聞いていたが、本のストーリー自体は全然怖くはない。 ただ障りとか祟りだといった類のものが、土地や建物、物などによって感染して拡がってしまう恐れのあるものであるということらしく、それを思うとちょっとぞっとする。 この主人公は、著者の小野 不由美さん自身の様子。 作中に名前は出てこないが、Wikipediaなどの情報を鑑みるとまず間違いはないだろう。 期せずして、最強ホラーの情報が記してあった。 ただ本当にヤバい話は、全てを書くと書いた本人やそれを読んだ人にも障りがあるらしい。 なので、真の最強ホラーという本は、存在しないのではないかと思うのである。 ちなみに、「残穢」は「ざんえ」と読む。 「穢」とは、「けがれ」や「不浄」のことを表し、罪や災いと密接な関わりを持つとのこと。 気をつけようもないが、そういうこともあるので用心しよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.10.13 16:58:05
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