テーマ:読書備忘録(1406)
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ともぐい 河崎 秋子
第170回(2023年下半期) 直木賞受賞作品。 マタギの男の話なのだが、先日読んだ『邂逅の森(熊谷 達也著)』とは全く系統の違う作品だった。 『邂逅の森』が熊撃ちをメインにしたマタギのお話だったのに対して、この作品は登場人物それぞれに異様さと悲哀が感じられ、それぞれが破滅していくストーリーとなっていた。 直木賞受賞作品だが、万城目学さんの『八月の御所グラウンド』と同時受賞。 どちらにも決め手が足りなかったような気がする。 他のノミネート作品は読んでいないが、推して知るべしなのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.12.03 13:03:05
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