カテゴリ:哲学
私達は死ぬとどうなるのか?
何のために生きているのか? 何故善いことと悪いことがあるのか? ・・・哲学は様々な問いを提示してきた。そしてこれからもそれらの問いは繰り返されることなんでしょう。 ただ、いわゆるそういった哲学的命題は、興味のない人や面白さを感じられない人からしたら「なんでそんなこと疑問に思うの?」とか「もっと有意義な時間の使い方出来ないの?」とか、思われるのかもしれません。 まあ、こんなブログ書いてる人なので私はそんなこと言われる筆頭なのかもしれませんが、でもだからといって私自身が哲学をする意味を疑問に思わないわけではなく、というかその問い事態が哲学的な問いでもあるといったある種のパラドックス的事態に陥ります。 ・・・と、長々前置きを書いた訳ですが、また最近上のようなことを考えていたのですが、ふと、直感しまして・・・ いや、直感なので言語化するのが難しいのですが、端的にいえば哲学的命題とは、決して明確な答えが出せるものがないんじゃないかと・・・ いや、この文を読まれた方の中に何を今更なことを言ってるんだと、思われている方がいるのも分かっています。 ですが、人の思考の性質だとも思うのですが、おなじ言葉を繰り返し反芻することで、府に落ちるという感覚があるんじゃないかと思います。今回の私の感覚が正にそれで、府に落ちたんです。 「そうか、哲学の目的は分からなくなることなのかもしれない」と・・・ しかしこの定義が正しかったとして、やっぱりそれは哲学に対して意義を見出だせないっていうことなんじゃないか・・・ なんか、話が堂々巡りしてる様に見えるかもしれませんが、大丈夫!だと思う、多分! というのは、ただ何も考えず分からないものは分からなと、決め込んで生きるのと、考え抜いたうえで分からないというのは全く違うことだと思います。 以上のことがもし認められるならば、ある意味哲学のマップが出来たことになるんじゃないかと思います。というのはマップ(地図)の役割が目的地に着く為のものと思うからです。目的地(ここでは分からなくなること)が分かっていれば少なくともまだ足りていない事が分かるからです。 まあ、冒頭でも触れたように興味のない人にとってはより一層無意義に思えるかもしれませんが、私は哲学というものをもっととっつきやすいものになってもらいたいと、思っている部分があるので、何が言いたいのかというと、 「もしよかったら、こんな遊びをしてみませんか?」 という提案です。 以上。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/09/22 06:35:56 AM
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