2007/02/19(月)13:24
2007年3月新環境考察
◆新禁止カード
ヴィクトリー・ドラゴン(→制限)
聖なる魔術師(→制限)
デビルフランケン(→無制限)
魔導戦士 ブレイカー(→制限)
天使の施し(→制限)
遺言状(→制限)
◆新制限カード
E・HERO エアーマン(→無制限)
N・グラン・モール(→無制限)
冥府の使者ゴーズ(→無制限)
オーバーロード・フュージョン(→無制限)
強奪(→禁止)
次元融合(→無制限)
連鎖爆撃(→無制限)
ハリケーン(→準制限)
封印の黄金櫃(→無制限)
マインドクラッシュ(→無制限)
◆新準制限カード
D.D.アサイラント(→制限)
闇の仮面(→制限)
突然変異(→制限)
◆新制限解除
お注射天使リリー(→制限)
ネフティスの鳳凰神(→制限)
ならず者傭兵部隊(→準制限)
成金ゴブリン(→準制限)
まぁ予想と比べて結果としてはぼちぼちで。
では、新制限考察。
まず禁止カード。予想通り【デビル・フランケン】の禁止は妥当。【魔導戦士 ブレイカー】の禁止は意外であった。このカードの禁止により最初のセットでロック系カードをはずしにくくなったという面もでてきた。【天使の施し】の禁止により暗黒界は使いにくくなった。【遺言状】は1KILLにも多様されているのでまぁ妥当といえば妥当なところだろう。
微妙なのは【聖なる魔術師】の禁止。このカードの禁止により【見習い魔術師】の選択肢が減った。また、魔法カードを手札から安易に加えられるカードでもあったので墓地から魔法カードを回収しづらくなったという面もある。
次に制限カード。まぁ大体は予想していた結果になった。【次元融合】【E・HERO エアーマン】の制限化によってDブレは壊滅する結果となった。【マインドクラッシュ】はダストマイクラコンボの流行りからであろうが【E・HERO エアーマン】が制限にかかった点、ガジェットの無制限からかかる理由があまりないと感じた。【オーバーロード・フュージョン】は1KILLではよく見かけたためか規制がはいった点にも注目。
次に準制限カード。【ネフティスの鳳凰神】の無制限化、【突然変異】の準制限化によって、【サイバー・ツイン・ドラゴン】の出現率は大幅上昇した。【D.D.アサイラント】の準制限化によってホルス系を除外させやすくなった点にも注目。
最後に新無制限化カード。注目なのは先ほど挙げた【ネフティスの鳳凰神】そして【お注射天使リリー】である。【ネフティスの鳳凰神】無制限化によりネフロードは飛躍する。また【お注射天使リリー】はライフコストこそ高いものの対ホルスや一時的壁的存在として使用される可能性あり。
次に、2007年3~8月までの主流デッキ、メタデッキ、ダークホースは以下の通り(あくまでも管理人の予想です。参考程度に)
☆主流
★ガジェット
前環境と比べ被害は少なく、同時に【マインドクラッシュ】の制限化によって使いやすい。また、このデッキ自体多変化が可能という点にも注目。ただし、このデッキが流行ることでホルスデッキは天敵となる点に注意。
★暗黒界
【天使の施し】の禁止、【冥府の使者ゴーズ】の制限化により、ダークゴーズは壊滅した。【天使の施し】が消えたことは非常に大きいが、専用カードに加え【生還の宝札】や【デンジャラスマシン TYPE-6】【リグラス・リーパー】等を駆使すればまだまだ現役でいけそうだ。
★ネフロード
【ネフティスの鳳凰神】の無制限化によって飛躍すると予想。攻撃や除外以外では復活できるという点、また【ネフティスの導き手】で安易に特殊召喚することができるのも強み。【見習い魔術師】を中心とした見習い型、【ピラミッド・タートル】を中心としたアンデット型の2タイプが主流となりうる。
★サイカリバー(アサイカリバー)
【D.D.アサイラント】の準制限化、【死霊騎士デスカリバー・ナイト】の放置という点からの予想。特にガジェットの天敵である【死霊騎士デスカリバー・ナイト】を3枚投入可能なのが強み。また、サイドデッキも組みやすく多変化できる点も評価できる。
★天魔神
【天使の施し】こそ規制されたものの【天魔神 エンライズ】【天魔神 ノーレラス】の両者は放置。リクルーター系をうまく利用すれば召喚しやすい。
★帝
【風帝ライザー】登場により出くわす可能性あり。今後の帝デッキの主流は『氷:雷:風=3:3:3』になりそうだ。またこちらも多変化が可能であり、次元帝はメタデッキとして登場しそうだ。
☆メタデッキ
★ロック系(→ほとんど全てのデッキ)
こちらはお馴染みであるロック系だが、【魔導戦士 ブレイカー】の禁止はありがたい。サイドで対策されやすいがそこは腕の見せ所。
★ホルス(→ガジェット)
今回の制限改正によって一番流行りそうなガジェットを抹殺するために出くわす可能性あり。ロックしてしまえばほぼ勝ちである。ただし【D.D.アサイラント】の準制限化、【ならず者傭兵部隊】【お注射天使リリー】の無制限化により倒されやすくなった点も注意。
★次元帝(→ネフロード、暗黒界、天魔神)
【ネフティスの鳳凰神】の制限解除、天魔神の普及によりメタデッキとして登場する可能性あり。【火之迦具土】が投入されている可能性も十分ある。また【天使の施し】の禁止により【八俣大蛇】によるドロー強化型も増える可能性も予測できる。
☆ダークホース
★地属性ヒート
【巨大ネズミ】から特殊召喚できるモンスターは多種多様で【お注射天使リリー】との相性も抜群である。また、バブーンデッキに【お注射天使リリー】や【地獄の暴走召喚】を投入した型のデッキが登場する可能性あり。ただし【お注射天使リリー】は魔法使い族であることに注意。
★ハーピィ
【ハーピィ・クィーン】の出現でさらにまわしやすくなった。【ハーピィ・クィーン】はルール上の【ハーピィ・レディ】でなく、フィールド上、墓地に存在するときなので、その他のハーピィモンスターと組み込むことができ、【ヒステリック・パーティー】で特殊召喚することも可能なカードなので、事実上【ヒステリック・パーティー】でフィールド上をMAXにでき、1KILLも可能となる。その他風モンスターを投入すれば意外に活躍できる場面もある。
★バニラ
今回の制限改正により、デッキ内の☆4以下のモンスターの平均攻撃力が下がったと推測される。しかしながらこちらのデッキは攻撃力は2000と1900が揃っているので力負けをすることは少ない。ただし【死のデッキ破壊ウィルス】には注意しなければならない。
最後に2007年3月以降の環境で特にサイドデッキを構築する際に使えそうなカードをピックアップする。
★王宮のお触れ
これは前環境以前の時と同じ。サイドデッキ必須カード(スィッチ型の例外を除く)
★霊滅術師 カイクウ
★閃光の追放者
★D.D.クロウ
★収縮
★次元の裂け目
★奈落の落とし穴
★マクロコスモス
いずれも主に対ネフロード対策。今回の改正により【ネフティスの鳳凰神】【ヴァンパイア・ロード】の出現率は大幅にアップする可能性もあるため、対策を練っておいた方がよい。【収縮】【奈落の落とし穴】はメインデッキとして使用しても活用しやすいのも強み。
★魔法効果の矢
★ツイスター
こちらは対ロック用で前環境でも使用されていた。今回も同様。
以上で考察は終了。では×2