|
カテゴリ:カテゴリ未分類
松下電器産業には3人の女性理事がいる。理事とは役員一歩手前の管理職で男性でも300名しかいないという狭き門。昨年春に40代の若さで就任したのが小西ゆかりさん。現在は社会文化グループのマネージャーとして社会貢献を担当している。
昨春、彼女も含めて5人の女性管理職の座談会を企画した。 とても楽しくて離れがたく、その後も半年に1回食事会をしている。 先日久しぶりの食事会で小西さんに頂いた「月間フィランソロピー」。彼女のインタビューがトップ記事だ。 そこには、決してバリバリキャリアではなく、つらい時期、苦しい時期にあきらめたりふてくされたりせずに、常に前向きに努力をしてそれを乗り越えてきた小西さんの等身大の姿があった。 法務部門で働き始めたものの、周囲は優秀な人が多く仕事についていけず上司ともうまくいかず悶々としていた時期が長く続いたという。 そんな小西さんの転機は入社6年目に訪れる。 社内事業で提言論文の公募があり上司は男性社員に全員応募するように勧めたが、女性にはなんの話もなかったとか。 それを聴いて発奮した彼女は、早速応募。冒頭の言葉は、そのタイトルだ。 怖いもの知らずの若さもありトップに発言できるよい機会とチャレンジ。 内容は男女同一の勤務条件や女性にとって魅力ある制度の創設、女性を中心とした製品開発研究所の設立など。それが見事に入選。そこから少しずつ彼女のキャリアが作られていった。 最初は誰でも普通のOL。どういう道を作るかは自分次第。だからすべての女性にがんばって欲しい。 という小西さんの想いが1冊の本になった。小西ゆかりさんの働くココロエ会社で自分の魅力を伸ばすコツを経験に即して紹介する元気のでる一冊だ。 あなたも上司に提案してみませんか? 「拝啓 上司殿 女性社員を活かしてみませんか?」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 12, 2006 10:33:59 AM
|
|