ASTD2007の報告会があります
アメリカの人材開発協会ASTD2007の報告会が、8月30日東京で開催されます。ASTDは、1944年に設立された非営利団体で、世界中の企業や政府等の組織における職場学習と、従業員と経営者の機能性の向上を支援することをミッションとした、訓練・開発・パフォーマンスに関する、世界第一の会員制組織です。米国ヴァージニア州アレクサンドリアに本部を置き、現在100以上の国々に70,000人余りの会員(会員には20,000を越える企業や組織の代表が含まれる)をもっています。株式会社ヒューマンバリューHPより転載私がASTDに興味をもったのは、何を隠そう(別に隠してないけど)2000年のAPO研で参加報告を聞いてからです。その時の私は、人生最大の長いどん底状態に向かって落ちていく真っ最中でした。ちょうどその直前オランダ・ベルギーの視察旅行で一緒になったEさんから紹介してもらい、偶然参加したのがAPO研。その初参加の日のテーマがASTD。このレポートが私の人生を変える一つの転機になったと思っています。それまでの私は、とても狭い世界の中で必死でもがいていました。まるで小さな水槽の中でガラスのカベに向かって体当たりして傷つく金魚のように。そんな私にとって、ASTD出の議論はとにかくどれも刺激的で新鮮な話ばかりで、メモをとりながらなぜか涙があふれてきたのを覚えています。自分の未来に光が差し込んできた。大げさではなくそんな心境でした。もちろん、谷底からはいあがるにはさらに2年という月日を要しましたが、それからの私はできるだけ多くの研修や勉強会に参加し、自分の視野を広げるように努力し始めたのです。なかなか参加する機会のないASTDですが、来年こそはと思っています。その貴重な報告会。ぜひ参加してまたあの感動を味わいたいものです。