父親が子育てしやすい会社トップ10
ここのところ缶詰状態でしたが、ようやく、ワーク・ライフ・バランス本の初稿をあげました。私の担当は4章分、文字数にすると6万字弱。400字詰原稿用紙(最近使わなくなりましたねえ)にすると約150枚!いやいや今回ばかりは、最後は目が真っ赤に充血して大変でした。事務所のIさんやSさんが見事な校正と作図を手伝ってくれたので大助かり。優秀な二人の女性に囲まれてほんとにありがたいことです。実のところこれからが大変なのですが、秋の出版に向けて第一関門突破です。そんなあいまに、関学であった「未来の父親たちへ」というイベントに出席。このブログでも紹介したファザーリングジャパン(FJ)の安藤さんや第一生命の松田さん、常盤短期大学の小崎先生とご一緒でした。3名ともそれぞれに素敵な男性(パパ)たちでとても楽しかったのですが、思ったより学生が少なかったのでちょっと残念。その中で、松田さんが紹介してくれたのが FJが実施した「父親が子育てしやすい会社」調査の結果。トップ10は次の企業でした。1位 株式会社日立製作所2位 帝人グループ3位 トヨタ自動車株式会社4位 株式会社ニチレイフーズ5位 富士ソフト株式会社6位 花王株式会社7位 ヤマハ株式会社8位 アサヒビール株式会社9位 味の素株式会社9位 川崎重工業株式会社回答企業は2,000余の対象に対して69社。約3%。回答してくれた企業はいわゆるフロントランナー企業だといえます。ざっとみると、大企業。しかも製造業ばかりです。会場からは、「製造業は下請けいじめ、偽装請負の問題があるが、結局しわ寄せを外部に回して「子育てしやすい」って言ってるだけじゃないの。」という少々意地悪な質問もありました。今回の調査は、制度の充実面のみを聞いているし、実際の子育てしやすいかどうかはちょっと疑問。まあ、しかしワーク・ライフ・バランスといいつつも、男性の働き方や子育て支援に手をつける企業はまだまだ少ない中、アンケートにきちんと答えてくれる企業が69社もあったということにまずは意義を見出すことが大事なのかもね。フォーラムも4人が好きなことをしゃべっていたので、コーディネーターの西村先生は大変そうでしたが、私は気楽に議論ができて楽しかったです。FJの安藤さんとはとっても気が合いそうで、さっそく一緒に「父親の子育てセミナー」を開発しようと盛り上がりました。これからの展開に期待してくださいねえ♪