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2012.02.09
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カテゴリ:世界の人100

この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人
LIFE_animation
 ライフ(Life)はアメリカで発行されている雑誌。写真を中心とした誌面で「グラフ雑誌」と言われる。フォトジャーナリズムという文章記事よりも写真を中心に報道・言論を構成しようという考え方はすでにヨーロッパ(特にドイツ)で試みられていた。ライフ誌はカメラマンをスタッフという専属的な所属とし、撮影から記事・レイアウト等の編集のスタイルを一貫させ、「フォト・エッセイ」と称した。第二次大戦前から戦後復興期、テレビの本格普及前までが黄金期で、アメリカの思想・政治・外交を世界に魅力的に伝える媒体であった。
 現在のライフ誌は2004年10月に無料週刊誌として復活し、新聞折り込みのかたちで約1300万部が発行されている。しかし、厳しい経営事情を背景に、2007年4月20日号を最後に休刊することが発表された。今後はウェブ上にて、同誌の保有する写真約1000万点を閲覧できるなど、引き続きサービスを継続していくことも同時に発表された。
Wikipedia:「ライフ (雑誌)」



file No.59 范寛 (中国)(950頃 ~1032?)


■経歴
 范寛(10世紀に活躍)、陜西華原(現在の今耀県)の人。都と洛陽一帯を行き来した。寛大で率直、酒好きの人情家で、山水画を得意とした。まず五代の山東の画家・李成を学んだが、後に、「前人の法は、諸物を間近で観察しておらず、人を師とするよりは、諸物を師としたほうがよく、物を師とするよりは、それらの心を師としよう。」と述べた。それで范寛は華山に隠棲し、山林の中、煙のような雲の変化、風雨や晴曇、さまざまな捉え難い自然の変化を、心を尽して観察した。当時の人々は「山の心を善く伝える」と范寛を讃えた。関仝と李成と共に「三家鼎峙」とも言われ、北方山水画派の主流をなす。




溪山行旅圖

聳え立つ高山の山頂に潅木が密林のように生い茂り、茸の菌糸が覆うようにも見え、両側に付き従うように聳える高山に挟まれている。樹木の中に微かに見える楼閣、小山と岩石の間の道に、荷駄を運ぶ一群が道を急いでいるのが見える。糸のように細い瀑布が垂直に流れ落ち、山間にこだまする水音、景物の描写は実に雄壮で真に迫っている。山石は雨粒のように細かな点状の墨と鋸の歯のような岩石皴紋で表現され、山石の重厚さと力強さが描写されている。右隅の樹木の陰に「范寛」二文字の款がある。(文・胡賽蘭)


★山水画の大家かぁ。1000年も前の人だから作品には値段がつけられないんだろうね。それに「故宮」とくれば、国宝だから当然だね。




 参考:国立故宮博物院
 参考:Wikipedia







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最終更新日  2012.02.19 05:28:41
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