テーマ:ヘヴィメタルを語る(673)
カテゴリ:ロックな話題
いよいよ明日にせまったハノイロックスの大阪公演。
ライヴアルバム「燃えるロンドンナイト」が実に素晴らしい。 このアルバムに何度レコード針を降ろしたことか。 LP2枚組だから通して聴くのに4回針を降ろす手間がかかる。 ライヴ盤だから間を空けずに聴きたいのに、とやきもきしながら レコード盤をひっくり返したもんだ。 ハノイロックスで思い出すのは1984年、高2の夏。 友達の部屋でエロ本を枕代わりにベストヒットUSAを観ていたら 小林克也がハノイロックスのマーキーでのライヴ映像を紹介した。 たぶん"Malibu Beach Nightmare"が流れたと思う。 ちなみにエロ本を枕にして寝ると"いい夢"が見られるということが 友達の間で語られていた。 しかし"いい夢"は見たこと無かった。 熟睡もできないという難点もあった。 女っ気のない健全な青春だったな~。 話がそれたけど、当時のハノイロックスはそんなエロ本も霞むほど カッコ良かったのだ。 あまりのカッコ良さに射★精しそうになる。 そんなリビドーを抑えきれない健全な高校生だった。 "しゃせい"を漢字で使うと公序良俗に反する表現らしい。 ファック!!楽天ブログ!!ファック!! しかし、それから4ヶ月後にラズルの訃報が伝えられた。 アメリカ進出を果たし、さあこれからというタイミングなのに。 そしてハノイロックスはあえなく解散してしまった。 まさに"Tragedy"とはこのことだと嘆き悲しんだことを思い出す。 HANOI ROCKS "Tragedy" それから、4年後の88年に私はロンドンを訪れた。 まず最初に行ったところはライヴハウス・マーキー。 「燃えるロンドンナイト」の舞台となった会場だ。 当時、マーキーはチャリングクロス・ロードに移転し、こけら落とし 公演としてKISSがライヴをやっていた。 チャリングクロス・ロードを埋め尽くすほど大勢のKISS ARMYに 度胆を抜かれたことを思い出す。 当然チケットは手に入れることも出来ず指をくわえて外から見ていた。 そしてこれがロンドンのイメージとして今も一番印象に残っている。 HANOI ROCKS "All Those Wasted Years" ハノイロックスを聴くとあっという間に高校生の頃に引き戻される。 悶々とした抑えきれないリビドーを、ハノイロックスが発散する ロックンロールのエネルギーと共に昇華させた青春だったのだ。 今や枯れつつある我がリビドーだけど・・・。 ハノイロックスに再度火を灯してもらおう。 明日は必ず「燃えるオーサカナイト」になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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