カテゴリ:LIVEレポート
スピベガことスピリチュアルベガーズの大阪公演行ってきました。
思い返せば2011年の3月に単独来日公演する予定だったスピベガ。 しかし東日本大震災の影響でキャンセルになったんだな~。 ラウドパークなんかの短縮セットリストでは満足できない。 どうしてもロングセットのライヴが観てみたかった。 今回はそんな念願が叶ったという感じ。 2時間15分の超ロングセットだったからね。 それでも長いとは全然感じなかった。 素晴らしいライヴパフォーマンスだったから。 日曜日ということもあってか会場はそこそこ埋まってた。 意外と女子が多かったのには驚いたね。 なんせメンバーのルックスは結構むさ苦しい部類だから。 開演前はBGMではSAXON,JUDAS PRIEST,VAN HALEN,BLACK SABBATHなど 古き良きヘヴィーメタルが使われてた。 じわじわとテンションが上がってくるというもの。 最後にMSGの"Asaault Attack"が流れてメンバー登場。 ベースのシャーリー・ダンジェロがでかい! お腹周りがまたひとまわり大きくなったんじゃないかな。 低い位置でベースを弾くシャーリーだけどお腹が邪魔そう。 ドラムのラドウィッグはタトゥーが増えてる。 服を脱ぎながらのドラムソロはタトゥーの見せ場だった。 キーボードのペル・ウィルベイはブロンドの長髪が美しい! ギターのマイケル・アモットは相変わらず赤毛。 そして最後に出てきたのはヴォーカルのアポロ・パパサナシオ。 小太りなおじさんだけどロッカーとしての雰囲気がある。 スピベガのいいところは全員長髪ということだね。 最近ロックバンドなのに短髪でやってる人が多いからな~。 やっぱロックは長髪でしょう。 社会へのアンチを主張するのは長髪なんだからね。 ちなみにライヴ恒例になってる私の声掛けで「アポロ!」って呼びかけたら 「グレート・タイム!?」と応えてくれた。 もちろん「グレート・タイム!」ですよ。 さてさて、ライヴの方はというとこれが抜群のサウンドと演奏力。 私はペルの目の前に位置してたんだけどペルのキーボードが際立って 素晴らしかった。 この人はいまだにサポートメンバーという立場らしいけど完全にバンドの 核となってる。 Deep PurpleやUriah Heepっぽさを感じさせるのはペルのキーボードだな。 ギターのマイケルはというと完全にマイケル・シェンカー。 ギターフレーズもそうだけど口を半開きにしてフライングVを股に挟んで 弾く姿はモロだね。 アポロを観てるとLynyrd Skynyrdのジョニー・ヴァン・ザントに見えてしょうがない。 歌い方といいアクションといい体型といい。 初期の曲から最新作までまんべんなく演奏してくれた。 アポロ時代じゃない初期の曲でも全然違和感なし。 完全に自分のものにしてたね。 なかでも"Wonderful World"から"Fools Gold"の流れは圧巻! そして"Dreamer"の熱演はトリハダものだった。 まるでDeep Purpleの"Mistreated" アポロにデヴィッド・カヴァーデルが乗り移ったかのよう。 みんなに捧げるよってことで演奏されたのは"Coming Home" スピベガにしてはポップなこの曲だけどライヴ映えするんだな~。 圧巻だったのは"Freedom Song" 2コーラス目ぐらいからマイケルのギターにトラブル発生。 音が出なくなってしまった。 そこをキーボードのペルがアドリブで音を厚めにアレンジする。 ギターソロパートに入るところまで来てもギターが直らないもんだから ドラムのラドウィッグとヴォーカルのアポロがアドリブで繋いでた。 ようやくギターが直ったところでマイケルのギターソロ。 これは冷や冷やしたけど感動した! これからのライヴの定番にしてもいいぐらいのアレンジだったね。 トラブルをものともせずそれを逆手にとってしまうところがプロ。 スピベガの底力を見させてもらいましたよ。 Pet Shop Boysのあの曲を思わせる"Hello Sorrow",そして本編ラストの サイケデリックな"Mantra"も圧巻だった。 アンコールでは"Blind Mountain"でコール&レスポンス、最後は定番の "Euphoria"で会場全体がシンガロング。 これぞロックンロール・ショーですよ。 大満足の2時間15分。 念願だったスピベガ単独公演は大満足! 古き良きハードロックに酔いしれた春の夜。 グレート・タイムを過ごさせていただきました。 マイケル・アモットはアチエネよりもスピベガに専念してもらいたいものですよ。 01. Beneath The Skin 02. Left Brain Amnassadors 03. Turn The Tide 04. Young man,Old Soul 05. Sweet Magic Pain 06. Wonderful World 07. Fools Gold~ Drum Solo 08. Dreamer 09. Star Born 10. Sedated~Keyboad Solo 11. Kingmaker 12. Coming Home 13. Magic Spell 14. One Man's Cruse 15. Freedom Song 16. One Many Army 17. Hello Sorrow 18. Wise As A Serpent 19. Mantra ~encore~ 20. Blind Mountain 21. Euphoria ←くだらないことつぶやいてます ←お目汚し お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.04.07 17:09:38
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