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インペリアルステイトエレクトリック(I.S.E)の新譜「オール・スルー・ザ・ナイト」
【送料無料】 Imperial State Electric / All Trough The Night 【CD】 年に1回新譜を出すというペースは守られている。 新人バンドでもないのにこんなにハイペースでアルバムを出すロックバンドは昨今珍しい。 多作だからといってクオリティが低くなることも無い。 I.S.Eは毎回毎回とても上質なロックンロールを届けてくれる。 ファンとしてはとてもありがたいバンド。 しかもアルバム出すごとに必ず来日公演もやってくれる。 こんなありがたいバンドは他に無いかも。 いや、GiNGERがいた。 しかし、I.S.Eの来日公演は毎回ガラガラでホント申し訳ない気持ち。 ライヴもとても素晴らしいのに・・・。 こんな良質なロックンロール・バンドがなぜ日本でウケないのか不思議でならない。 今回のアルバムも日本人の大好きなポップで哀愁に満ちたメロディーが満載なのだ。 時に懐かしい歌謡曲を聴いているような感覚に陥る。 スウェーデン人のメロディーセンスは日本人に相通ずるものがあるのかもね。 リーダーのニッケ・アンダーソンは無類のロックマニア。 いまだにいろんなアーティストのいろんな音源を聴いてるらしい。 それに加えて過去のアーティストへのリスペクトも凄い。 リスペクトしすぎてなんか聴いたことあるようなメロディーだなと思うこともあるけど。 でも、そこにI.S.E独特のロックンロール・フレイバーが加わっているからいい感じ。 今回のアルバムはカントリー・テイストなものやサイケなものまであってよりバラエティー に富んでいる。 特にカントリーな"Break It Down"がお気に入り。 アコギの乾いた音とスティールギターのスライドが交錯する感じがとてもいい。 今回のアルバムでニッケの歌声はさらに艶っぽさが増した感じ。 決して音域が広いわけでもなく、いい声質なわけでもないんだけど。 ロックンロールにはもってこいの粗さがあっていい。 チャック・ベリーやリトル・リチャードを思わせる熱いシャウトから、ジョニー・キャシュを 思わせるクールな歌い方まで変幻自在。 新譜を中心としたセットリストで早くライヴが観てみたい。 といっても今年の3月末に来日公演したばかり。 次の来日は来年になるかな。 大阪公演はせめて梅田クアトロのキャパ半分以上は埋めてあげたい。 もっと多くの人に知ってもらいたいロックンロール・バンド。 一度聴いたら忘れられないメロディー。 ロックンロールが好きな人ならきっと気に入ってもらえると思うんだけどな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.05 19:25:53
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