カテゴリ:LIVEレポート
ソウルアサイラム名古屋公演に続いて大阪公演も行ってきました。
好きなバンドは大阪&名古屋両方観に行く。 たとえセットリストが固定だとしてもね。 欲を言えば東京も観に行きたかった・・・。 会場の梅田クラブクアトロは名古屋に引き続き客入りが良くない。 この日も筋金入りのソウルアサイラムファンだけ。 フロアはガラガラな感じだけど全然OK! なんせ21年間待たされたファンの熱量が凄いから。 ライヴはこの日も"I Will Still Be Laughing"でスタート。 デイヴのスニーカーは今日は黒のテープでぐるぐる巻きに補修されてる。 服装はいつものようにブラックジーンズとよれよれのシャツ。 とてもラフな格好なんだけどデイヴが身に纏うとすごく似合う。 ロックスターはどんな格好してもスターなんだよねー。 デイヴのテレキャスターカスタムが強烈な歪みで爆音は名古屋以上だったかも。 この日も最前列ど真ん中にいたもんだからギターアンプが目の前にあってマーシャル JCM800からの爆音ギターが直撃。 でも全然OK! デイヴのギターで鼓膜破られるなら本望だね。 この日のデイヴも超ゴキゲン。 楽しそうにギター弾いてくれている。 この日も歌詞カードが床に貼ってたんだけど動き回りすぎて歌詞カードがぐちゃぐちゃに 踏みつぶされてた。 スタッフが剥がしに来てすみやかに張り替えてましたよ。 ステージは名古屋と同じように進行。 しかし、"When I See You"を終えたところで「リクエストに応えるよ」と言って 演奏してくれたのはまさかの"Marionette" このサプライズは嬉しかったな~。 ジャッジャカ、ジャッジャカと力強く弾むようなリズムが最高! 思わずヘドバンしてしまいましたよ。 ヘヴィーメタルかっていうぐらいにね。 "Marionette"をリクエストしてくれてありがとう! そしてそれに応えてくれてありがとう! 来日公演も3日目にしていくぶんリラックスムードが漂ってるのか、サポートメンバーとも とてもいいフィーリングになってた。 フィーリングが良すぎたのか"Summer Of Drugs"では間奏終わりでまたサビに戻る ところでなぜかエンディングに行ってしまうというミス。 これにはメンバー全員苦笑い。 そして客席からは「え~!」って声。 こういったところもアットホーム的な一体感があって良かったね。 一緒にコーラスしたかったけど。 気を取り直して演奏された"Don't Bother Me"、"Change Of Fortune"、"Supersonic"、 "Can't Help It"という新譜からの流れは完璧。 みんなもうサポートじゃなくて正式メンバーになってもいいのにってぐらいだね。 "Supersonic"の曲終わりでデイヴがピックを手渡しでくれました。 ちなみに名古屋でも"When I See You"の曲終わりにピックもらった。 デイヴ、2枚もピックありがとう! 後でじっくり見るとかなりピックが削れてました。 ピッキングとコードストロークの強さがパンクバンドであることの証明だね。 続いて大昔の"Never Really Been"をやってくれるこの流れは嬉しい。 セットの流れで新旧ソウルアサイラムの魅力が堪能できる。 そしてハイライトとなる"Runaway Train" 「Call you up in the middle of the night~♪」の出だしからみんな大合唱。 観客の反応にデイヴも喜んでくれている。 それにサポートギターのライアンやベースの人(名前失念した)もすごく嬉しそう。 演奏してるのも楽しそうだし、なによりお客さんのひとりひとりに笑顔を投げかけてくれる。 今回の来日公演をすごく楽しんでる感じが伝わってくる。 バンドもお客さんも最高に幸せなひと時の"Runaway Train"となってる。 名古屋でも感じた不思議な感覚はこのことだね。 まさに幸せの一体感。 音楽の持つ力、ライヴの持つ力を実感しました。 ここからライヴ終盤は"Spinnin'"、"Somebody To Shove"、"Stand Up And Be Strong" という豪華な楽曲で畳み掛け。 特に"Stand Up And Be Strong"では長身のギターテクも一緒に演奏して、決めの リズムでダイナミックなアクション。 原曲の数倍カッコ良くアレンジされてる。 この曲はカール・ミューラーを癌で亡くしたあと、そこからまたバンドとして再起する タイミングで出たアルバムの1曲目。 「立ち上がって、そして強くなろう!」というメッセージが心に沁みるね。 いろいろあったけどこうやってバンドとしてやり続けているデイヴ・パーナー。 そしてそんなデイヴのこと、ソウルアサイラムのことが大好きでバンドを支える ファンのみんなが大合唱。 とても感動的なこと。 この曲はまるで人生の応援歌。 これ聴いてると力強く生きていけそう。 アンコールの"Lately"で出だしを間違えるというのもご愛嬌。 このアットホームな雰囲気なら間違っても全然OK! それが楽しい演出のように感じるから。 会場内はファンのバンド愛に溢れている。 これからのライヴでも定番曲になりそうな"Doomsday"、そして最後は一番激しい ロックソングの"April Fool" グワングワンと唸りをあげるギターのフィードバックが最高に気持ちいい。 この日もあっという間に終わった感じ。 もっと聴きたい曲がいっぱいあるのに。 "Cartoon"、"Oxygen"、"Stranger"、"See You Later"、"Crazy Mixed Up World" "No Time For Waiting"、"Easy Street"、"We 3"、"Gravity"、"The Streets"などなど。 聴きたかった曲あげだすとキリがないね。 次の来日で期待したい。 この日はライヴ終わりにBGMで"Cartoon"流してくれた。 この演出はとても嬉しかったね。 生で聴きたかったけど。 新譜から7曲もやってくれたというのはソウルアサイラムは今を生きるバンドの証明。 きっとこれからも精力的に活動を続けてくれてまた近いうちにい再来日してくれる ことでしょう。 デイヴのこと、バンドのこと信じてます。(プロモーターのM&Iカンパニーも) ステージ去り際にデイヴががっちり握手してくれました。 その手は汗でびしょ濡れだった。 お客さんが少なくても全力投球のライヴをしてくれたデイヴとバンドメンバーに感謝! ますます惚れ直しましたよ。 この日もビルの下で出待ちしてたらひょっこり顔出してくれたデイヴ。 残ったファン全員にサインと写真撮影に応じてくれてホントいい人。 そしてサポートメンバーたちと一緒にホテルに帰っていく姿を見送りました。 「See you next!」と言い残してくれました。 日本でのライヴがいい思い出になったかな。 私はというと素晴らしいライヴを2日間も堪能した充実感と終わってしまった喪失感。 とても幸せなことなんだけどね。 きっとまた来日公演やってくれることでしょう。 もう21年も待たせないでね。 すぐにでもまた会いたい! 素晴らしいライヴをありがとう! SETLIST 01. I Will Still Be Laughing 02. Shut Down 03. Just Like Anyone 04. Misery 05. When I See You 06. Marionette (Request) 07. Cool 08. Black Gold 09. Without A Trace 10. Summer Of Drugs 11. Don't Bother Me 12. Change Of Fortune 13. Supersonic 14. Can't Help It 15. Never Really Been 16. Runaway Train 17. Spinnin' 18. Somebody To Shove 19. Stand Up And Be Strong ~Encore~ 20. Lately 21. Doomsday 22. April Fool お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.11.18 19:10:23
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