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カテゴリ:ふたりは政治家(Max Heart)
石原慎太郎さんと田原総一郎さんの対談
「日本の力」(文藝春秋) その紹介の第三弾です。 ・民主党にいる西村眞吾君が、とてもいいことをいった。 「改憲の手続きなんか、論じたらあきまへん、破棄したらよろしいのや」 たしかに破棄する手続きというのは、憲法にはないのです。 破棄という言葉が強すぎるからか、憲法改正論者の中曽根さんも、この話をしたら、たじろいだけれど、ただ、まず現憲法に歴史的なレジティマシー(正当性)があるかどうかの是非を国会議員に投票させたらいい。おそらく過半の議員がないというはずです。(石原慎太郎) ⇒これ、面白い考え方ですね。 憲法はそもそも正当性のないものだから、ないものにしてしまうと。 一度、こういう議論をしてみたらしいと思います。 普通の人にとってはショック療法みたいなものですが、パラダイムがころっと 変わってしまいそうです。 それから改憲の議論をしたら、頭もほぐれていてスムーズなのかも。 ・かつて私は、中曽根さんに「天皇とはいったいどういう存在なのか、象徴とはどういうことなのか」と聞いたことがあります。 中曽根さん曰く、「象徴とは『祈る人』のこと」だと。 「明治、大正、昭和前半までの天皇のあり方は明らかに間違いで、伊勢の時代からずっと続いた『祈る人』のほうが、健全でまともな姿だと思う」 そういってましたが、私もその通りだと思う。(田原総一郎) ⇒私も小さいときから天皇ってなんなんだろうって考えてました。 偉いのかというとそうでもないし、偉くないというと御幣があるし。 (偉いかどうかというのは子供らしい問題の定義ですね) イギリスの王室とかはどうなんでしょうね。 日本人でよかったと、他の国にも誇れるような、由緒ある皇室であれば 国民もなっとくするのではと思います。 日本には皇室がある、と自慢できる格好よさがあると良いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月13日 00時10分14秒
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