専門家からの依頼 不動産査定意見書の作成
専門家からの価格査定依頼は、速やかに現地調査を終えます先日、ある士業の先生から、住宅の査定依頼を頂戴しました。横浜商工会議所交流会で知り合った先生ですが、「信頼できる不動産会社さん」とういうメールでのご依頼でしたから、「これは、お引き受けしなければ!」と、勇んで現地に行きました。横須賀線西大井駅が最寄りの物件です。士業の先生の場合、たいていは何らか事情はあることが多いので、現地での調査は、詳細調査というより現地確認の立地を確認して、価格を査定することにおいて、影響する問題がないかの確認が、メインになります。近くに嫌悪施設があるかとか、目視の範囲で越境物があるか、日当たり具合、中古戸建の場合は、敷地内の整理整頓の状況も重要です。建物の内見ができない場合は、建物内の状況をある程度予測しなけばなりません。それには、庭が荒れていたり、片づけでいない場合などは、建物内部もあれていることが、予測できます。また、居住中の場合は、あまり現地を時間をかけて見ることができませんので、居住者や周囲の人に気が付かれないように、速やかに現地調査を終えます。必要があれば、現地から駅までのアプローチもチェックします。成約事例と販売物件から、主に土地の相場を調べます帰社後は、事務作業。成約事例と販売物件から土地の相場を調べます。対象物件の周囲情報を集めて、土地相場の検討をつけます。今回の土地は敷地が整形地ではなかったので、それも反映させます。建物の価格査定も重要ですが、内見できませんから、外観の様子から想像して、減価償却方式で計算します。それから、更に重要なのが、成約している住宅の価格帯です。一般的な住宅が、3000万円で売れているのか、あるいは、1億円で売れているのかによって不動産の流動性が変わるので、相対的査定価格にも配慮が必要なのです。価格査定書でなく意見書としますまた、書類提出のスピードも重要です。今回は、物件関係資料収集、現地確認、成約・販売事例チェックから、まず、価格査定意見書として、とりまとめをしまして、提出しました。もっと、詳細調査が必要な場合は、役所調査や、路線価、公示価格といった公的な価格調査、地元業者へのヒアリング調査などを行います。これは、ご依頼者からのご要望で、対応することにいたします。余談ですが、売却が目的でない不動産の価格調査とのことでしたので、離婚協議のための調査だったのでしょうか。。今回は、専門家からのご依頼ですので不動産価格査定意見書としました