METライブビューイング「蝶々夫人」上映前解説を担当いたします
19世紀末の長崎を舞台に、米国軍人とその現地妻になった日本人女性の悲劇を描く、プッチーニの「蝶々夫人」。哀しくも心を打つ物語と、それを彩る繊細で彩り豊かな音楽で、人気の高いオペラです。 メトロポリタン・オペラで上演されている「蝶々夫人」のプロダクションは、故アンソニー・ミンゲラの演出によるもの。日本にとどまらず、中国やベトナムの要素も感じさせる「東洋の美」を凝縮した舞台で、大変人気の高いプロダクションです。 その「蝶々夫人」が、来月7日から1週間、Metライブビューイングで上映されます。期間中の2月13日、二子玉川での上映に先立って、ミニ解説を担当させていただくことになりました。 物語や音楽の魅力はもちろんですが、作品成立の背景にあった「ジャポニスム(日本ブーム)」、実は多く書かれているジャポニスム・オペラの中で「蝶々夫人」が上演され続けている理由、改訂を繰り返すたびに際立つプッチーニの「蝶々さん愛」などについて、お話しさせていただこうと考えています。 詳細は以下をご覧ください。 Metライブビューイング「蝶々夫人」上映前解説会