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加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

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October 2, 2007
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 今日は新宿にある朝日カルチャーセンターで、ソプラノの日比野幸さんをゲストに迎えて、「椿姫」のレクチャー&コンサートを行った。
 このところどういうわけか?「椿姫」づいています。

 日比野さんは、「椿姫」の第1幕のアリア「ああ、あれはあの人かしらー花から花へ」を歌って、ティト・ゴッビ国際コンクールに最高位入賞を果たしたひとなので、「椿姫」は十八番。「ああ、あれはあの人かしら・・・」のアリアは、ほとんど看板?のようになっている。
 それだけに、最後は最高音のEsまで上げるなど、迫力満点。
 また第3幕のアリア「さようなら、過ぎた日よ」も歌ってもらったが、椅子に腰掛けてお芝居もしっかりとつけながら、熱唱を披露してくれた。
 朝日カルチャーは、いわゆるカルチャーセンターなので、レクチャー&コンサートといっても教室が会場。だから、あまり演技をしてもらえるようなスペースもないのだが、このアリアは死にそうな場面なので、「今まで立って歌ったことがない」(そりゃ、そうですね)ということで、椅子を使うことになったのである。
 歌の合間のトークも内容豊富で、私も楽しい時間を過ごさせてもらった。

 ところで、日比野さんがティト・ゴッビコンクールを受けた時の審査員のひとりに、名ソプラノのミレッラ・フレーニがいた。
 コンクールは、バッサーノ・デル・グラッパという小さな町で行われたが、彼女の泊まったホテルに、フレーニ女史も泊まっていたという。(ちなみにホテルのひとは、フレーニが誰か知らなかったそう・・・まあ、イタリア人も普通のひとはそうですよね)
 ある朝見かけたフレーニ女史は、「すごいオーラ」をまきちらしながら、とても真剣に「書きもの」をしていた。
 日比野さんがおそるおそる確かめると、人名を入れる「クロスワード・パズル」だったそうな。(ちなみにイタリア人は、クロスワード・パズルが大好き!です)。
 プリマもやっぱり普通のひと、ですね。





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最終更新日  October 3, 2007 10:49:56 PM


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