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加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

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June 1, 2009
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カテゴリ:音楽

 昨日は、新年度になって初めて、びわ湖ホールにオペラ講座のお仕事でうかがいました。
 朝方は雨だったそうですが、お昼からは気持ちよく晴れ、びわ湖が青々と美しい、さわやかな日でした。
 「魔弾の射手」がメインテーマの講座でしたが、集まってくださった方がみなさん熱心で、ありがたい限りです。

 講座終了後には、顔を出してくれたホールの館長さんと、この春からの担当者、3月までの前任者と、ホールの横にできた真新しいカフェでお茶を飲みました。
 びわ湖の湖岸、湖がばっちりみわたせて、リゾートのようなロケーション。第3セクターの主導で、1ヶ月ほど前に、カフェとレストランが4軒ほどまとめてでき、大いににぎわっていて、ホールにも効果が及んでいるそうです。
 
 びわ湖ホールの館長さんは井上さんといい、オペラにとてもくわしく、関西人らしい当たりのソフトさもあいまって、お話しているととても楽しい方です。
 講座担当の前任者で、今は京都のコンサートホールでお仕事をしているMさんに会えたのも、嬉しいサプライズでした。
 
 講座の前には、大阪の某ホールのひととランチをしがてら、これまたおしゃべりに花を咲かせました。
 才気煥発なMさんには、ホールの情報誌に連載した「作曲家の食卓」でお世話になり、とても感謝しています。
 ちょっと先ですが、面白いコンサートへの参加のお誘いをいただきました。まだマル秘なのですが、テーマがまったく異色で、さすがです。

 ところで、そのMさんの悩みが
 「いいクラシックの入門書がない」
 ということでした。
 来年、彼女の担当している情報誌で、大々的に入門者向けの解説をしたいということになり、いろいろ読んだらしいのですが、
 「オタッキーな男子の、「これも知っている、あれも知っている」系か、おえらい先生の、「クラシックとはこういうものです」という、上から目線のもの」
 ばかりだというのでした。
 「もっと具体的な情報が欲しい。たとえば調性とかソナタ形式とか、それがいったい何なのか。
 調性でも、特定の調性が使われている場合、それがどういう意味があるのか、そこまで説明して欲しい」
 もっともです。

 好評のテレビ番組「名曲探偵 アマデウス」で活躍中の野本由紀夫氏が中心になって、最近出たCDつき入門書
 「クラシックの名曲解剖 図解雑学」(ナツメ社)は、この点なかなかの良書だと思います。
 「リトルネッロ形式」を「サンドイッチ」にたとえるなどのアイデアは、なるほど、でした。

 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%90%8D%E6%9B%B2%E8%A7%A3%E5%89%96-%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E9%9B%91%E5%AD%A6-%E9%87%8E%E6%9C%AC-%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%A4%AB/dp/4816346635/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1243859895&sr=1-2






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最終更新日  June 1, 2009 10:18:19 PM


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