カテゴリ:音楽
二期会ニューウェーブオペラ劇場の公演で、モンテヴェルディの傑作オペラ「ウリッセの帰還」を観ました(北とぴあさくらホール)。 まあ、音楽としてはまったく別物。指揮者の高関健氏がプログラムに書いているところによると、ヘンツェ版は全体の構成にはまったく手がつけられておらず、原作を尊重しているということですが、ピアノや種々のパーカッションを初めとする豊穣なオーケストレーションは、まったくもって20世紀作品です。バロック風の味付けをした20世紀作品。 「ウリッセの帰還」について思い出すのは、もう10数年前、ルネ・ヤーコプスが「東京の夏」で行った上演です。 今回、タイトルロールのバリトン、大沼徹氏は素晴らしく、また聴いてみたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 7, 2009 09:05:50 AM
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